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ブルームーンキス

2020-12-16 04:10:00 | 日記
櫻坂46の「ブルームーンキス」という曲が本当すごい良い曲だなって思うんですよね。



このCDに収録されてるので是非。



今回はワタクシなりに歌詞を解釈していこうかなと。合ってるか分かりませんけどね←

まず入りから。

ブルームーンキス
そんな顔して見つめないで
ブルームーンキス
驚かせちゃってごめんなさい

ここから分かるのは
「相手から見つめられてること」
「相手を驚かせる何かを自分がしてしまったこと」
です。
つまり
「驚いた顔で見つめられている」
ということです。


今夜は月が綺麗だった
だからとても人恋しい
僕は君の肩を抱いて
不意に盗んだ唇

最初聴いた時は一瞬「夏目漱石のやつ?」って思いましたが、すぐ思い直しました←
月が綺麗な夜、「僕」は不意にキスをしました。


言い訳をするのは見苦しい
この瞬間をずっと狙ってた
正直に言えばよかったけど
愛しさは 臆病な感情
脆いガラス細工のように・・・

「僕」はこの瞬間を狙っていました。
傷つくことを恐れた「僕」は…


「あ、キスしちゃった」

風が吹き抜けて 辺りがし〜んと静まった
なんて気まずいんだろう ぎこちない2人
この空気が怖かったんだ
しなければ良かったって
反省してしまうくらいなら
あのまま送るべきだった
こっちの道 遠回りで
こうなるって予測できた

2人の世界、少なくとも「僕」の世界からは「音」が消えた瞬間です。
恐らく元々静かだった場所で、「僕」の行動が「静けさ」に意識を向けてしまった事の心理描写だと思います。
突然キスしてしまったことで生まれた「気まずさ」と、必要以上に感じてしまう「静けさ」。
「この空気が怖かったんだ」という部分から「気まずくなる事も予想していた」というのが分かります。
それでいて「やっぱキスしなければ良かった」と反省してしまいます。
しかし時は戻りません。
こうなる前に別々に帰れば良かった。
遠回りしてまで一緒に帰らずに。
こうなることは予測できたのだから。


フルムーンキス
どういう顔すれば良いのだろう
フルムーンキス
何も言わずに歩きだそうか

満月だったんですね←


本当は確信犯だったんだ
ずっとプラン練っていたのさ
急に思いついたような
用意周到な案

ここで言う「確信犯」は本来の意味とは違って「わざとキスした」というようなニュアンスですかね。
「僕」は突然「君」にキスしたかのように見せかけて、実は「ずっと前から此処でキスしよう」と考えていました。
準備は万全だった、ということですね。


それくらい何度も想ってた
柔らかな感触と温度
愛しさは身勝手な想像
なんて切ない一瞬の夢
都合良すぎ僕の逡巡

「僕」はずっとこの計画を考えていました。
それくらい「君」の事が好きで、ずっと「君(とキスする計画)」のことを考えていました。
キスの感覚も想像していました。
愛しさ故に「君」との妄想もしていました。
現実ではキスは一瞬のように終わり、残ったのは「気まずさ」でした。
「逡巡」は意味がややこしいですね…
「キスした後に躊躇のようなモノが生まれた」ということでしょうか…


「あ、こんなに好き」

胸のこの鼓動 こんなに昂まるものなのか
きっと聞こえてしまった 焦ってる感じ
カッコ悪い 落ち着かなさ
取り繕ってみたって
もう今さら 手遅れかもね
恋人になれるかな

「僕」の焦りは「君」に伝わってしまっただろう、という旨の文章ですね。
ここで「僕」は一種の悟りのような状態であるように感じました。
もう誤魔化すことはできない、か…。
付き合ってくれたら良いな。
みたいな。


今 何か話さなきゃ
このまま黙ってたら最悪な日になる
冗談を言いたいけれど
ロマンティックすぎて何も浮かばない
ブルームーン

このまま気まずい時間が流れるのはマズい。
冗談でも言って笑わせたいけど、頭の中は真っ白だ。



みたいなイメージを僕は持ちました。
ご意見お待ちしてます!


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