浅井氏発祥の地 丁野へ
お城のデータ
所在地:長浜市(旧東浅井郡)小谷丁野町 map:http://yahoo.jp/g5b9IW
現 状:宅地・畑地
区 分:居館
築城期:室町期
築城者:浅井氏
標高:104m 比高差:-
目標地:岡本神社・小谷丁野自治会館
駐車場:小谷丁野自治会館
訪城日:2016.3.11
集落の中心にある小谷丁野町自治会館。
三条公綱お手植えの銀杏。
三条公綱の屋敷地との伝承のある岡本神社の境内
浅井亮政(浅井長政の祖父)生誕地説明板
お城の歴史
【岡本神社由緒】
当社は延喜式内神名帳所録、近江国浅井郡十四座の一にして元岡山に鎮座せり。
往古より大門の地に祭供田と称する祭田あり。
是、京極持清の奉納する所にして免除地なり。
嘉吉2年(1442)三条大納言公綱卿丁野に配流の際、当社に祈請する所ありて、拝殿一棟献納せらる。 又舞楽堂は藤原公の寄進なり。
中古浅井氏代々の祈願所なり。
天正元年(1572)織田氏兵乱の際、朝倉義景勢(堀甚助・久保十郎・玉泉坊等)此所岡山に立籠る。
玆に戦利あらず、拝殿一棟を残し、社殿その他古文書等悉く焼失す。
同年12月神官、脇坂和泉尉霊夢を感じ、現在の地に再建遷座す。
豊臣氏よりも祭供田奉納あり。 徳川氏検地の際も免除地となれり。
丁野村絵図【縦73.2㎝×横130.0㎝】
平成22年(2010)の合併以前は東浅井郡湖北町に属していた。『近江輿地志略』によると古代の仕丁に村名の由来を求めている。二ノ坪、六ノ坪など古代の条里と関係がある字名が残る。
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、『江北記』『日本城郭大系』11、『滋賀県中世城郭分布調査』1、『滋賀県中世城郭分布調査』2「旧野洲・栗太郡の城」『滋賀県中世城郭分布調査』3。
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