「メロディーフェイク」とは、本来のメロディーの一部をリズムや音程を変えて自由に演奏、唄ったりすることです。
フェイクを教えるのに、「聖者の行進」や「Amazing Grace」などシンプルな曲を題材として取り組んでいます。
「聖者の行進」は、曲も短いですし、覚えやすいので、ギターでメロディーフェイクをするのに、ハンマリングやプリング、スライドなどのギターならではの技巧を使用して、取り組んでおります。
1コーラス目は、どこでどういう風なフェイクや技巧を入れるか、僕と一緒に考えて練習します。その際には、ターゲットノートの見つけ方やアプローチの方法について教えたりします。
そして2コーラス目は自分で作ってみようと提案。
フェイクが好きな生徒さんは、その場で10〜20分、僕のバッキングに合わせて試行錯誤しながら弾いたりしています。
まー、出来てなくても、荒削りでも、そこには彼らなりのインスピレーションが迸っているので、バッキングを長時間弾いてるこちらも苦ではなく、
今のいいねー!
それもカッコいいねー!
と楽しくセッションしてます!
ある生徒さんは、
先生メロディー作ってきたよー!と、
これは聖者の行進!
次は弱者の行進!
そして、王者の行進!
とタイトルに沿ったメロディーを作ってきてくれました!
素晴らしい!♪( ´θ`)ノ
このような練習を重ねることによって、将来的に、即興演奏が出来るようになり、
おー、君のギターは歌っているねー!
というような、表現豊かなギターが弾けるようになって貰いたいですね!
「Amazing Grace」では、弾き語りが得意な子は、歌でのフェイクに取り組んでおります。この曲はフェイクして歌っている動画や音源が沢山ありますので、参考にし易いかと。
歌が好きな生徒さんは、昨日はギターの練習がてら、お母さんとフェイク合戦して楽しかったー、と素晴らしいフェイクを披露してくれました。
こちらも素晴らしいー♪( ´θ`)ノ
上手に演奏出来るようになった生徒さんは、最終的にレコーディングしてCDを作る予定です。
良いのが出来るかなー(≧∇≦)
というわけで、レコーディングに向けてもっともっと煮詰めて臨んでくれるといいなあ〜!
いや〜、フェイクは自由に演奏できて音楽的で楽しいですね!
メロディーフェイクは、できれば僕も小さな頃から練習していたかった表現の一つです。
僕自身、今まで20人くらいのギターの先生に師事したことがあるのですが、この表現について言及したり、アカデミックに学んだりすることはありませんでした。
おそらくこの表現は教わったりするものではなく、自分自身で見つける、身につける必要があるものだからかもしれません。
そんなわけで、聖者の行進の1コーラス目は模倣、2コーラス目は自身で作るってことにしました。
今後、どんどん曲のレパートリーを増やしていって、自分自身のボイスを発見してもらいたいものです。
生徒の皆さんのフェイクやギターの技巧が上達して、自由度や表現力が増してって、もっともっと音楽やギターが好きになってくれると嬉しいですね!
いえ〜い♪( ´θ`)ノ
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