今日の地元紙に嬉しいニュースが載っていた。北東北と北海道にある縄文遺跡群が世界文化遺産に登録されるとの報道である。我が秋田県にはそのうちの2箇所がある。大湯にあるストーンサークルと北秋田市の伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡である。どちらの遺跡も見学したことがある。また青森県の三内丸山遺跡も訪れたことがある。私は訪れたことはないのだが、八戸市の是川遺跡から出土した「合掌土偶」は国宝となっている。
縄文期は今より温暖で、人々が暮らすには良い気候であったそうだが、それにしても一万年以上も縄文期が続いていたのは驚きである。旧石器時代以前にユーラシア大陸からやってきた人々が住み着いた場所が日本列島であった。縄文の人々は日本列島を安住の地と定め文化を花開いたのであろう。縄文土器や土偶の表現の多様さを見るとそのように感じるのである。
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