ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

残暑の中、八甲田まで行ってみました。

2016年09月05日 10時32分48秒 | バイクツーリング
8月の初めに1796キロものバイク旅をしてきたので、もうしばらくはバイクに乗らなくてもいいや、と思っていたのですが、時々車庫をのぞくとその時の相棒のZZR君が独りぼっちでいるのが見えます。
秋田でバイクに乗れるシーズンは短くて、11月初めころには寒くなりバイクに乗るのが辛くなります。
9月、10月がこれからのバイクシーズンなのです。

そんなわけで、少しぐらい残暑が厳しくても乘れるときに乗っておこうと決め、向かった先は青森県の八甲田なのでした。9月3日のことです。
秋田県の十和田湖から八甲田へ向かうルートは今まで何度も走っていますので、今回は逆のルートで青森から行ってみる事にしました。
青森県黒石市から八甲田高原へ上るルートが距離も短くて良いだろうと考えていたのです。
しかし、あの暑さの中での走行で判断力が鈍っていたのでしょうね、八甲田へのルートの入り口を間違えて通り過ぎてしまったことに気が付いたのは青森市に近付いてしまってからでした。
方針を変え、青森市からのルートに変更。青森空港の近くを通り国道103号に乗ります。
そこからは目指す八甲田までは間違う道はありません。途中で萱野高原を通りますが、そこは少し標高が高いので吹いてくる風は気持ち良いものでした。
そんな風を感じながら適度なカーブを曲がりながら走るのは、バイクならではの妙味なのです。4輪車では決して味わえない醍醐味と言ってもよいでしょう。このルートを「八甲田ゴールド・ライン」と言っているのもうなずけますね。バイク乗りには「ゴールド」であるのは間違いありません。

八甲田ロープウェイ駅の前を通り過ぎて酸ヶ湯温泉に向かいます。酸ヶ湯到着の時間は11時半でした。
遠回りしたせいで当初の計画より時間が少し多めに掛かっていますので、早めに何か腹に納めて小休憩。
腹に納めたのは蕎麦です。シンプルなかけそばです。ここは観光地なので値段もそこそこ、味もそこそこでした。
まだ、秋の紅葉シーズンではないので、ロープウェイ山頂駅より酸ヶ湯に下ってくる登山者の数もそんなに多くはありません。見掛けたのは4組ぐらいでした。紅葉シーズンの休日などはここは登山者とドライブ客でごった返すところなのです。


そこに停まっていたいたバイクは写真に写っているほかには3台ぐらい。

さて、とにかく先を急ぐことにしました。夜の6時から町内会の会合があるのでそれには遅刻はできないのです。
帰りは奥入瀬を通り十和田湖に向かいます。奥入瀬は先日の雨の影響で水かさが増し、しかも泥で濁っているのです。
普段は渓流の中の岩などは水面の上から頭を出して見えているのですが、その岩も泥水に埋もれ、良く見えません。
渓流の風情はありませんので、写真を撮ることはあきらめて、先を急ぎました。

十和田湖の発荷峠駐車場で水分補給。そこからは樹海ラインを通り、小坂町を経由して大舘に向かい秋田市までひとっ走り。
樹海ライン途中の小坂道の駅でまた一休み。
此処の七滝を写真に収めてみました。


八甲田や奥入瀬の道は気温も高くなく走りやすかったのですが、行きと帰りの一般道での残暑の厳しさにはまいりました。

大館市郊外のナシ果樹園の直売所に立ち寄り、そこのおかみさんにナシ栽培の歴史などもうかがいました。
大館市中山地区には38戸の栽培農家があり、おかみさんのところは約150年前からナシを栽培しているとのことでした。
試食でいただいた幸水はとてもおいしいものでした。

秋田市の自宅を出発したのがAM7時、秋田市に帰り着いたのがPM5時過ぎでした。全走行距離は403キロ、所要時間は10時間。
残暑の中のソロ・ツーリングでした。
一般道を主に走り、休憩時間も含めての平均時速は約40キロ。なかなかのハイペースなのでした。
ロートルライダーもまだまだ走れますよ。






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