ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

バイクメーカーが作っているバイク以外の製品は?(国内編)

2016年05月11日 09時47分37秒 | バイク
バイクを作っている国内の4大メーカーはそれぞれ、バイク以外の製品を作っています。バイク以外にはどんな物を作っているのでしょうか。思いつくままあげてみましょう。

ホンダ(本田技研工業)
 主力は自動車メーカーであるがその他には農業用作業機械があります。「ホンダこまめ」のCMを観た事がある人は多いでしょう。
「こまめ」は家庭菜園向けの管理機ですが、それより大きめの乗用型トラクターも作っています。以前は「耕運機」も作っていました。そのほかには小型汎用エンジン、そしてそれを動力とする発電機や除雪機などがあります。
ホンダは最近はジェット機までも作ってしまいましたね。
ホンダ製品の一例の画像です。

一枚目の画像の物はホンダがかって作っていた耕運機です。
2枚めの画像は乗用芝刈り機です。ホンダが本気で作ると芝刈り機もこんなデザインになったということでしょう。芝刈り機のスポーツカーと言って良いでしょう。

また、ホンダはボートの船外機も作っています。つぎの物です。


我が家にはホンダ製のポータブル発電機があります。
次の画像の物です。

友人が動かなくなったからと呉れていったものですが、分解整備したら実用になる程度に復活しました。
東日本大地震の時に数日間の停電がありましたが、夜間の照明やテレビの電源として活躍してくれました。燃料のガソリンはバイクのタンクに入っていたのを使いました。
余談ですが、本田技研には系列会社として「ホンダ航空」があります。これは本田宗一郎氏によって創立されたヘリや小型機の運行などの航空事業を行っている会社です。

スズキ(スズキ自動車)
ホンダと同じく自動車メーカーです。スズキはホンダと製造品が似ていますが農作業用機械はありません。発電機と船外機は作っています。除雪機も作っています。電動セニアカーも作っています。私もそのうちこのセニアカーのお世話になるのでしょうかね。


ヤマハ(ヤマハ発動機)
ヤマハは自動車メーカーではありませんが、自動車の設計と製造をしていました。トヨタ自動車はかって本格スポーツカーの「トヨタ2000GT」を販売したことがありましたが、この車体とエンジンを作ったのがヤマハだったと聞きます。
トヨタとヤマハはこのことに関しては「共同開発」と言っているようです。大衆車メーカーのトヨタの技術水準が2000GTを独自開発出来る水準には達してなかったのでしょうかね。ヤマハは現在でも自動車用エンジンの開発と製造を国内外の数社向けに行っています。トヨタとボルボ向けなどです。
さて、ヤマハ発動機の製造品は上記の2社とおなじようなものです。船外機、マリンジェット、スノーモビル、小型発電機、除雪機を作っています。
製品画像の一例を載せておきます。


このヤマハという会社ははかなり毛色の違ったバイクメーカーです。元は「日本楽器製造株式会社」と言い、オルガンやピアノの製造に携わっていた会社なのは皆さんご存知ですね。「エレクトーン」はヤマハの商品名なのですが今や電子オルガンの一般名詞となっています。
楽器製造の傍ら、バイク製造も行うようになり、その後バイク部門が独立してヤマハ発動機になりました。
ヤマハも発電機や船外機を作っています。また、漁船やプレジャーボートの船体とエンジンを作っています。
親会社のヤマハ楽器はシステムキッチンも作っていたことがありました。FRP製のバスタブも作っていたことがあったようです。

最後はカワサキです。
カワサキブランドのバイクを製造しているのは川崎重工業です。販売チャンネルはカワサキモータースジャパンです。
カワサキは社名に重工業とつくぐらいですので実に様々な産業機械や発電プラント、定置式発電装置、ジェットエンジン、ヘリコプター、軍用車両、鉄道車両、船舶、などを製造する総合重工業メーカーです。重工業部門での会社の略称は「川重」と呼ばれています。
「重」が付いているからといって作っているバイクは決して鈍重なバイクではありません。
私が乗っているZZR250などは大きさと排気量の割にはとても軽快な動きをしてくれます。カワサキは他のバイクメーカーと違うところはバイクなどを作らなくても他に大きな飯の種があることですす。それにも関わらず当たり前にバイクの製造では手を抜いていません。かってのマッハシリーズの2サイクル3気筒バイクは世界のバイクの歴史に残る名車だと思います。
バイク愛好家の間では「漢(オトコ)カワサキ」と称されてヤワなバイクは作らないと評価されています。今でも、女・子供が乗ると思われている原付スクーターやビジネスバイクは作っていません。上記3社のバイクメーカーとの違いがここにあります。

カワサキでは汎用小型エンジンを作っていて農機具メーカーの小型機械に搭載されています。ジェットスキーも作っています。
ジェットスキーという名称はカワサキが販売する水上オートバイの商品名なのですがヤマハの「エレクトーン」と同じように、もはや一般名詞となっている感があります。カワサキのジェットスキーとヘリコプターの画像を載せておきます。



こうして見ると、バイクを作っているメーカーは実に様々な製品を作っているものですね。
例え小さなバイクであっても手を抜かない高い技術力に裏打ちされているから日本のバイクは世界で活躍しているのですね。
昨今の省エネの気運が大きくなっている折、バイクの経済性はもっと取り上げられても良いのではないかと思っています。
私が所有するバイクを大事に乗っていきたいと思っている所です。


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