ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

気になっていることがあれば、すぐにでもそれを行う事だ。

2018年08月30日 14時41分05秒 | 独り言
私はいま、通信制大学の学生です。其の大学で学び始めて4学期(2年間)が過ぎました。
その大学に入学してみようと思ったきっかけをお話します。

若い時に東京の私立大学に進学をしましたが、種々の理由があり、途中で勉学を自らの意思で放棄したのです。
郷里に帰り地元企業で働き、ようやく子育ても終わり、自分の時間が持てるようになると頻繁に同じような夢を見ることが多くなった事に気付きました。それはどんな夢だったのかを話します。

学校に行くことや、授業に参加したりする夢でした。その中で、きまって出てくるシチュエーションがありました。学校に行こうと思うのですが、その日の時間割表が無いとか、学校に出かけ授業に参加しても教科書が無いのですごすごと引き返してくるとかの夢がほとんどでした。
学校生活や学生生活での楽しいことなど、一度も夢に出てきたことはありません。
そんな夢を見た時には、夢の中で自分が何かを叫んでいるのです。
そんな夢を見た後では、悪夢を見たようないやな気分に襲われるのでした。いわゆる「トラウマ」の一種だったのかもしれません。

そこで、この精神状態から脱却しようと考えました。
いやな精神状態から逃れる方法はいくつかがあると思います。
一つはそれらのことを忘れるために、他のことに精神を打ち込む事でしょう。多くの人のストレス解消対策の一環で趣味に打ち込むことなどがそれにあたります。私も様々な趣味をやってみました。
たとえばバイクツーリングに出掛けるとか、写真を撮り歩くとかをしてみました。
ですが、それをしているときは良いのですが、また日常に戻った時、前のような夢を再び見てしまうのです。
そこで、「トラウマ」の原因の解消は「トラウマ」の中にしかないのだろうと考えました。

すなわち再び大学に入学して学びなおすこと、普通の大学生の生活をしてみること、でした。

トラウマやストレスを解消しようと思い、お酒やギャンブルに逃れ、人生を台無しにした人がぼくの周りには数人おります。その人たちは早く亡くなってしまいました。

通信制大学には身近には学友はおりません。ですが同じように学んでいる人がいることが、今の自分の励みです。
放送大学で学び始めてからは以前のような「悪夢」を見ることも、ありません。

授業の内容でわからないことや講師の方の見解とは異なった意見を持つこともあります。特に思想の分野でのことが多いのですが、それにより試験の評点が最低評価で単位を落した科目もあります。その時は悩みました。自分はこの分野には適さないのかとも考えました。
ですが、大学で学ぼうとした初志を思い起こせば、そんなことは些細な事でした。
不合格は試験の結果にすぎません。試験を受けるために何をしたのかが、問題なのです。何も勉強しなかったわけではありません。結果が不合格になったのは、講師の方の意見と、自分の考えることが一致しなかっただけなのです。
自分がその為にしてきた勉強そのものが否定されたとは考えません。

こんなふうに考えたりしながら、日々の勉強をしています。
記憶力や理解力が衰えているのは歳相応なので仕方ないのです。何とかして他の学生さんについていってるだけのレベルなのです。

ですが、いやな夢を見ないで済むようになっただけでも儲けものです。そしていつの日か、「楽しい勉強の夢」を見たいと思っているのです。

もっと早く大学生になっておけばよかったと思っています。
気になっていることがあれば、なるべく早くそれに対処するのが、それの解消の早道だと思う次第です。







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