人参畑の草取り

野菜作りの楽しみの一つは作物が育って行くのを見ることにあります。
野菜にこまめに手をかけてやると生育も順調にゆき、立派に育ったものを収穫するときの喜びも格別なものがあります。
畑の耕運や畝作りは、機械で行うことが出来ますが、草取りだけは手作業で行わなければなりません。
特に、作物が小さいときの草取りは大変です。雑草の方が作物より大きいことがあります。

昨年の秋に植えたミニキャロット畑の草取りをしました。ミニキャロットは成長しても長さが１０センチぐらいにしかならない小さな人参です。
ミニキャロットの床の中には上の画像のように草が繁茂していました。雑草のため人参の葉を見ることは出来ません。植えてある人参を傷めないように、手作業で雑草を一つ一つ取り除くのは根気の要る作業でした。草刈鎌などの道具も使うことが出来ません。
人参の根元を片手の指で押さえ、もう片方の手の指でそのすぐそばに生えている草の根っこを掘り起こして取り除きます。３０分ほど作業を続けると草を引っこ抜く方の指先が痛くなってきます。
３０分おきに小休止をして総作業時間は２時間以上も掛かりました。
やっと、草を取り除いた畑の様子は次の画像です。

だいぶ、綺麗になりました。でもまた、一ヶ月もしないうち、草が生えてくるのです。
畑仕事の半分以上は草取りの作業と言ってもよいぐらいです。

さて、草取り作業の合間に畑の中を探索。
アスパラガスが芽を出しているのを発見。
　　　
アスパラの植え替えは今期は行っていませんが、ちゃんと芽を出してくれています。アスパラは気温の高い日が続くと芽が出て一週間ぐらいで食べられる大きさになります。楽しみです。

ネギも順調に大きくなって来ています。

ネギの葉の新緑が、春を感じさせてくれます。


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