先日に続き今日はフロントフォークのブーツを交換します。
まずはフロント部を持ち上げてタイヤを外したのちにフォークを取り外します。
新たに購入したのがこれ。赤色のものです。今までついていたのと比べてみます。
黒いものは既存品ですが、破れちょうちんのようにぱっくりと割れています。こんなになるまで気が付かないなんて普段の点検がいかにお粗末だったのか思い知らされます。
取り外したついでにフォークオイルの液面の高さを点検しました。その時役だったのが秘密兵器。これです。
箸に直交するように適当な金物をクランプで仮留したものです。直交部分より120mmのところに目盛りをしるしておきます。フォークオイルの高さはインナーチューブの上端から120mmが規定の数値です。簡易レベルゲージというわけです。これで測定すると左右とも規定より7mmほど油面が低いことが判明。不足分を補充しておきました。話が前後しますがこの作業で気がついたことが一つ。車体についている状態でインナーチューブのキャップボルトを緩めておくのを忘れてしまい、車体からフォークを取り外してしまってから気がついたのでした。キャップボルトはフォーク単体から外そうと思うと力が入リません。ラチェットハンドルではいくら力をこめてもフォーク自体が回ってしまいます。そこでタイヤ交換に使うエアーインパクトで取り外し。これは上手くいきました。そんなふうにして組み上げたのが次の画像。
赤いブーツを新調したので雨の中でも大丈夫となりました。
気温が30度近くある屋外での作業だったのでくたびれました。夕方、気温が下がってきたので交通量の少ない田舎道を試運転。8キロほど走ってきたが異常なし。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます