バイク旅の2泊目は、愛知県の大府市です。4回目の記事ですが、記事の順序は時系列にはなっていません。
大府は名古屋市の衛星都市で名古屋駅からは電車で15分ほどのところにあります。
この大府市には学生時代の仲間がいるのです。彼のほかにもう一人の友人も名古屋市内に居ります。
共に学生時代に同じ意思を持ち、少しの間でしたが共に過ごした友人たちなのです。
彼らに会うこともこの旅の目標の一つでした。
大府に住む友人は大府駅のすぐ目の前でサンドイッチ店の店主として、また芝居の俳優として活動されている方です。NHKの時代劇ドラマにも出てました。彼の店は夜はお酒を出す呑み処にもなっているのです。
また、名古屋の友人も様々な文化的な活動を地元を中心に活動されています。芝居の舞台監督などをされているとのことです。
さて、そうした友とのお酒を飲みながらの会話は、必ずや若かった頃の思い出話になりますね。
ほとんど消え去ってしまったかに思われた記憶が、彼らとの会話の中から蘇ってくるのです。
本人が忘れていた記憶が他人の言葉により、生き返ってくるのです。
なんとも不思議な事です。
ですがわたくしの記憶には無い事柄を友人が覚えていたのもありました。
全国紙の紙面のトップに、ある出来事についての写真入りの記事が載った時の事です。
わたくしと思われる人物が写真に写っていたとの内容でした。
なぜ、新聞の写真の人物をあなたは特定できたのかと、友人に訪ねましたところ、友人は事の一部始終を建物の屋上から見物していたとのことでした。
実際に見たのなら彼の記憶が正しいのでしょう。本人にはその時までは全くその記憶がないのですが。
あれから長い月日がたったというのに、出来事の断片が少しずつ思い起こされてきます。
そう、それは47年前の11月にあった事でした。
人間の脳は、その人が生きていくのに不都合な事柄は記憶に残さないか記憶を脚色するようにできているようです。
さて、当日はいろんなお酒を飲みました。
3人がそろったところで、まずは生ビールで乾杯。それから秋田からわざわざ来てくれるというので店主が秋田の地酒を用意してくれていました。「飛良泉」です。それも一杯いただきました。わたくしは日本酒は実は得意ではないので、次はウイスキーを頼みました。店主が勧めてくれたのは次の物。
バーボン・ウイスキーのジン・ビームです。このバーボンはハイ・ボールで飲むと美味しいとの店主の勧めでそれを頼みました。確かに全くバーボンらしからぬ飲みやすさでした。
次に飲んだのが表題の画像のもの。サントリーの「知多」でした。
このウイスキーの蒸留所が地元の知多にあるのです。
ある意味ではこのお酒も地酒なのです。
これのストレートをシングルで一杯、そしてこれもハイ・ボールを頂きました。
酒の肴もいろいろ揃えてくれていましたが、地元産のホッケの一夜干しが特に旨かった。
とにかく、たらふく食べてそして飲みました。
店主がサービスしてくれたのだとは思いますが勘定がまた破格の安さでした。
しかも名古屋の友人のおごりなのでした。
秋田に来た時には「川反」に連れて行くからなという事でお言葉に甘えました。
友よ、ありがとう。
後は宿に帰り寝るばかりなのですが、その前に一つだけ立ち寄った所のお話をお聞きください。
大府市に向かう途中で豊田市で偶然見かけた案内看板に導かれ「豊田市美術館」に立ち寄りました。
そこの美術館の建物の立派なことにまず驚きました。市立なのに規模も大きく秋田でいえば県立の「秋田近代美術館」ぐらいの規模があるのです。
さすがトヨタ自動車の企業城下町です。税収も豊かなのですね。
そこの美術館での展覧会は次のものが行われていました。
「ジブリの立体建造物展」でした。これはジブリの作品のなかに出てくる建物を模型にしたものなのです。
模型と言っても「千と千尋の神隠し」の舞台となった「油屋」というお湯やの建物などは高さが4メートルにもなる緻密で実証的な造りのものでした。
ジブリの作品の中で舞台となった建物や風景のジオラマが精密に再現されているのです。
当日は入場するのに少し並ばないといけないほどの盛況で、展示室内は多くの子供連れで混み合っていました。
若いカップルや子供連れの家族、孫を連れた中年のご夫婦、そして若い女性グループ。
連れのいない見物人は多分、私だけだったのでしょうね。
会場が混んでいたこともあり、場違いなオジサンは早々にそこから退散し、大府へとバイクを走らせたのです。そして友人3人での宴会となったわけです。
当日の愛知の気温は35度はありました。暑かったです。
次へ続きます。
大府は名古屋市の衛星都市で名古屋駅からは電車で15分ほどのところにあります。
この大府市には学生時代の仲間がいるのです。彼のほかにもう一人の友人も名古屋市内に居ります。
共に学生時代に同じ意思を持ち、少しの間でしたが共に過ごした友人たちなのです。
彼らに会うこともこの旅の目標の一つでした。
大府に住む友人は大府駅のすぐ目の前でサンドイッチ店の店主として、また芝居の俳優として活動されている方です。NHKの時代劇ドラマにも出てました。彼の店は夜はお酒を出す呑み処にもなっているのです。
また、名古屋の友人も様々な文化的な活動を地元を中心に活動されています。芝居の舞台監督などをされているとのことです。
さて、そうした友とのお酒を飲みながらの会話は、必ずや若かった頃の思い出話になりますね。
ほとんど消え去ってしまったかに思われた記憶が、彼らとの会話の中から蘇ってくるのです。
本人が忘れていた記憶が他人の言葉により、生き返ってくるのです。
なんとも不思議な事です。
ですがわたくしの記憶には無い事柄を友人が覚えていたのもありました。
全国紙の紙面のトップに、ある出来事についての写真入りの記事が載った時の事です。
わたくしと思われる人物が写真に写っていたとの内容でした。
なぜ、新聞の写真の人物をあなたは特定できたのかと、友人に訪ねましたところ、友人は事の一部始終を建物の屋上から見物していたとのことでした。
実際に見たのなら彼の記憶が正しいのでしょう。本人にはその時までは全くその記憶がないのですが。
あれから長い月日がたったというのに、出来事の断片が少しずつ思い起こされてきます。
そう、それは47年前の11月にあった事でした。
人間の脳は、その人が生きていくのに不都合な事柄は記憶に残さないか記憶を脚色するようにできているようです。
さて、当日はいろんなお酒を飲みました。
3人がそろったところで、まずは生ビールで乾杯。それから秋田からわざわざ来てくれるというので店主が秋田の地酒を用意してくれていました。「飛良泉」です。それも一杯いただきました。わたくしは日本酒は実は得意ではないので、次はウイスキーを頼みました。店主が勧めてくれたのは次の物。
バーボン・ウイスキーのジン・ビームです。このバーボンはハイ・ボールで飲むと美味しいとの店主の勧めでそれを頼みました。確かに全くバーボンらしからぬ飲みやすさでした。
次に飲んだのが表題の画像のもの。サントリーの「知多」でした。
このウイスキーの蒸留所が地元の知多にあるのです。
ある意味ではこのお酒も地酒なのです。
これのストレートをシングルで一杯、そしてこれもハイ・ボールを頂きました。
酒の肴もいろいろ揃えてくれていましたが、地元産のホッケの一夜干しが特に旨かった。
とにかく、たらふく食べてそして飲みました。
店主がサービスしてくれたのだとは思いますが勘定がまた破格の安さでした。
しかも名古屋の友人のおごりなのでした。
秋田に来た時には「川反」に連れて行くからなという事でお言葉に甘えました。
友よ、ありがとう。
後は宿に帰り寝るばかりなのですが、その前に一つだけ立ち寄った所のお話をお聞きください。
大府市に向かう途中で豊田市で偶然見かけた案内看板に導かれ「豊田市美術館」に立ち寄りました。
そこの美術館の建物の立派なことにまず驚きました。市立なのに規模も大きく秋田でいえば県立の「秋田近代美術館」ぐらいの規模があるのです。
さすがトヨタ自動車の企業城下町です。税収も豊かなのですね。
そこの美術館での展覧会は次のものが行われていました。
「ジブリの立体建造物展」でした。これはジブリの作品のなかに出てくる建物を模型にしたものなのです。
模型と言っても「千と千尋の神隠し」の舞台となった「油屋」というお湯やの建物などは高さが4メートルにもなる緻密で実証的な造りのものでした。
ジブリの作品の中で舞台となった建物や風景のジオラマが精密に再現されているのです。
当日は入場するのに少し並ばないといけないほどの盛況で、展示室内は多くの子供連れで混み合っていました。
若いカップルや子供連れの家族、孫を連れた中年のご夫婦、そして若い女性グループ。
連れのいない見物人は多分、私だけだったのでしょうね。
会場が混んでいたこともあり、場違いなオジサンは早々にそこから退散し、大府へとバイクを走らせたのです。そして友人3人での宴会となったわけです。
当日の愛知の気温は35度はありました。暑かったです。
次へ続きます。
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