「アメリカメジャーリーグ球場一覧・ナショナルリーグ西地区①」アリゾナ・ダイヤモンド・バックス~写真と短歌で綴る世界文化紀行
2024年メジャーリーグではドジャースの大谷翔平選手が大活躍をしました。BSNHKでは大谷選手の出場試合は連日放映しました。そして大谷選手も期待に応えて見事ナショナルリーグのMVPを獲得、「50-50」の言葉は世間を賑わせました。しかし考えて見ると彼が活躍している球場を私は余りにも知りません。そこでメジャーリーグの全球場を特集することにしました。メジャーリーグは「アメリカンリーグ」と「ナショナルリーグ」に分かれそれぞれが東・中・西地区(5チーム)に分かれ15チーム、全30チームが球場を持っています。そこで活躍した日本人選手にも思いを馳せて振り返ることにします。今週は「ナショナルリーグ」西地区を特集します。
口語短歌
ナショナルリーグ西地区①「アリゾナ・ダイヤモンド・バックス」チェイス・フィールド
「アリゾナの 乾燥空気 特有で 打球良く伸び 打者有利こそ」
1998年、世界初の開閉式屋根付き天然芝野球専用球場としてオープンしました。砂漠地帯であることから、暑さ対策で屋根が設置されています。開場時は、アメリカの中堅銀行バンクワンが命名権を取得し、「バンクワン・ボールパーク(Bank One Ballpark)」と名付けられました。地元ファンからは、BOB(ボブ=頭文字をとった略称)と呼ばれ親しまれました。2005年、バンクワンがJPモルガン・チェイス銀行と合併し、「チェイス・フィールド」に改称されました。海抜332mの高所にあり、アリゾナ特有の乾燥した気候のため、打球がよく伸び、打者に有利の球場です。フェンスの形状が複雑で、最も三塁打が出やすい球場です。右中間の外野席にプールがあり、試合がある日はグループ単位で貸し切られます。なお日本人は斎藤隆 (2012)平野佳寿 (2018 - 2019)が活躍しました。
参照
https://www.sports-his.com/baseball/pdf/map.pdf