少し、ビックリしますが、棹が折れたという話が有ります。
棹が曲がるというのは比較的よくある話です。
弦を緩めないでそのまま置いておきますと、棹は曲がりやすいのです。
ゆっくりと大きな力を加えておくと木は曲がります。
熱をかけても曲がります。
ですから曲がってしまった棹でも、反対に熱をかけて添え木をするようにすると、棹は元に戻ります。
革に対する負担も有りますが、棹に対する負担もあるので、演奏しないときにはなるべく弦は緩めましょう。
さて、棹が折れるというのは、殆どの場合、木軸のあたりです。
木軸を通す穴が、12ミリぐらいです、その穴を開ける棹の太さは、19mmぐらいなのです。
残り、7ミリですね、
木軸は真ん中に通りますから、棹はその部分では、片側3,5ミリきり有りません。
いくら硬い紫檀黒檀でも、これは強烈な打撃を与えれば折れます。
或いは、よく有るのは、木軸をしばらく回さないで置いておくと、木の内部の油分が固まって、木軸が動かなくなります。
この時に綺麗に回転させて、回せば比較的取れることも有りますが、人の手では回せないほどしっかりと固まる時も有ります。
この時に、ハンマーなどで叩いてしまう方もいますが、これは止めた方が良いでしょう。
或いはペンチで木軸を咥えて回そうとする方もおられますが、これも止めて下さい。
真っ直ぐに回せないからです。
一番良いのは、CRC556という製品が有ります。
錆びたネジなどを綺麗に回すためのオイルと思って下さい(正確にはオイルでは無いのですが)
これを穴の脇に少し吹きかけ、軽くとんとんと、木軸を叩いてやると、抜けることも多いですが、
この後内部をよく拭かないと木軸が止まりにくくなります。
特に黒檀はこの症状が出やすいです。
油分が固まって木軸が回らなくなりやすいのです。
もし、女性が回して回らなくなった場合は、光舜堂に持って来て下さい。
なまじ力のある男性が回そうとして、折れた黒檀の二胡の棹に、お目にかかることもあるのです。
棹が曲がるというのは比較的よくある話です。
弦を緩めないでそのまま置いておきますと、棹は曲がりやすいのです。
ゆっくりと大きな力を加えておくと木は曲がります。
熱をかけても曲がります。
ですから曲がってしまった棹でも、反対に熱をかけて添え木をするようにすると、棹は元に戻ります。
革に対する負担も有りますが、棹に対する負担もあるので、演奏しないときにはなるべく弦は緩めましょう。
さて、棹が折れるというのは、殆どの場合、木軸のあたりです。
木軸を通す穴が、12ミリぐらいです、その穴を開ける棹の太さは、19mmぐらいなのです。
残り、7ミリですね、
木軸は真ん中に通りますから、棹はその部分では、片側3,5ミリきり有りません。
いくら硬い紫檀黒檀でも、これは強烈な打撃を与えれば折れます。
或いは、よく有るのは、木軸をしばらく回さないで置いておくと、木の内部の油分が固まって、木軸が動かなくなります。
この時に綺麗に回転させて、回せば比較的取れることも有りますが、人の手では回せないほどしっかりと固まる時も有ります。
この時に、ハンマーなどで叩いてしまう方もいますが、これは止めた方が良いでしょう。
或いはペンチで木軸を咥えて回そうとする方もおられますが、これも止めて下さい。
真っ直ぐに回せないからです。
一番良いのは、CRC556という製品が有ります。
錆びたネジなどを綺麗に回すためのオイルと思って下さい(正確にはオイルでは無いのですが)
これを穴の脇に少し吹きかけ、軽くとんとんと、木軸を叩いてやると、抜けることも多いですが、
この後内部をよく拭かないと木軸が止まりにくくなります。
特に黒檀はこの症状が出やすいです。
油分が固まって木軸が回らなくなりやすいのです。
もし、女性が回して回らなくなった場合は、光舜堂に持って来て下さい。
なまじ力のある男性が回そうとして、折れた黒檀の二胡の棹に、お目にかかることもあるのです。