二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

10月2日(日)今週も盛りだくさん♪ 11:00~18:00

2011-10-04 19:19:04 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
ゾクゾクと【ブログ読者賞】へのご応募ありがとうございます!
見慣れたお名前、お初の方々、皆さまからのメッセージに感激しております。

以下の方々、エントリー確認済です。

14、桜胡さん、
15、yokkiさん、
16、ikumiさん、
17、オディールさん、
18、北海道のおやじさん、

yokkiさん以外、書き込み初めての方々ですね、はじめまして♪
メッセージありがとうございました!!

引き続きエントリーお待ちしています♪



さて、【ご来店感謝賞】のための抽選券も配布が始まった10月第一週目。
首都高速の事故渋滞にハマって、我々、到着がギリギリ気味。
でも、まぁ、今週は出だしは静かでしょう、と準備も呑気に始めました。

ところで、光舜堂へ向かう車での道中、店主は、二胡の事、ヴァイオリンの事、いろいろワタクシに語ることで
アタマをシャッフルして、新しいアイディアを生み出すことが多いです。
この日は二胡の駒についていろいろ考えていたらしく、店に着いたところでアイディアが生まれ、
「あー、これ、Jimmyさんに話したいなっ!」とウズウズしていたら、

ちょうど!

早々とJimmyさんが現れました。
駒の形状について、進化形を思いついたようで、さっそく2人で作って試していました。
(後で知ったのですが、二胡ブログを書いている二胡やるぞーさんという方が
既に似た物を発案していらっしゃったようで、店主、いたく感心しておりました)


その後いらしたのは、2度目のご来店のSさん。
調整に来て下さいました。
前回は、結社会員さんに連れられてのご来店だったのですが、
今回は付き添い無しで来て下さって嬉しかったです!


その次にいらしたのは、皮に油を塗ってしまったというFさん。
メールでご相談をいただいたのですが、とにかく現物を見ないことには、とお持ちいただきました。
Fさんの二胡の皮は、、、かなり手遅れ。。。でした。
店主が「手遅れ」と宣告するのは、よほどの時です。
一時しのぎの調整をすることは可能でしたが、店主はそれすら気が進まない様子。

というのは、手遅れの皮には、何を施しても本当に一時しのぎに過ぎず、
季節が変わったり、気候が変化すると、調整前より緩みが早く進行してしまうそうなのです。

以前、似たような状態の皮を、「一時的にでもいいから調整だけで直してほしい」
という依頼があったので調整したのですが、
直したら、依頼主さんは一時的でも直った嬉しさのあまり、
”一時的な応急処置でしかない”という事を忘れてしまったのです。
「季節が変わると、一時しのぎは効かなくなり、以前より更に緩みが加速しますよ」
と伝えた店主の注意を忘れ、更に緩んだ皮にショックを受けてしまったようでした。

Fさんは、その点、店主の注意事項を良くご理解下さったので、
迫る発表会までは調整でなんとかしのぎ、発表会後すぐに張り替えをしに来るとのことでした。

この『皮に油』の問題は本当に根深く、間違った知識が広く出回っています。
先日店主が警鐘の意味も込めて皮の手入れについて再度書きましたが、
知らない方々の為に、今後も繰り返しお伝えし続けていかねばならない事のようです。


さて、その後いらしたのは、栃木県在住の秘密結社の会員Aさん。
この日は予告通り、カーボンの人工皮を張った二胡を見せに来てくれました。
Jimmyさんも予告のカーボン二胡を見るためにこの日は来ていたようなもの、
待ってましたとばかりい喰いついて見ています。
物を作るのがお好きなAさんは、お仕事柄、かなり本格的に取り組んでいらっしゃいます。
(光舜堂では、Aさんの作ったカーボンの弓を取り扱っています。)
店主、Aさん、Jimmyさんと3人集まると、専門用語飛び交うマニアな世界。。。
出来上がったカーボン二胡の更なる進化の談義に花が咲いていました。


14時を過ぎると、ひとりのお洒落な若い男性がやって来ました。
「あの、小林です」
「あー!小林さん!!」
前日に浅草でライヴをされた、福井県在住の二胡奏者 小林寛明さんが、
地元へ戻る前に立ち寄って下さったのです!
店主とはメールや電話では何度もやりとりしていましたが、お目にかかるのは初めて。
小林さん、一風変わった二胡屋の店内がお気に召したご様子です。
すぐに寛いだ感じで宇南二胡の新作を試したり、ご自分の二胡の調整を依頼されたり。
演奏家ならではのリクエスト、“もっと大きな音にしたい”に店主が調整でお応えすると感激していました。
また、小林さんは、演奏でラッパ二胡という、珍しい楽器も使われていらして、
それを見せていただいたり、みんなで弾かせていただいたりしました。
ラッパ二胡、かなり面白いです!


そんな感じで遊んでいると、今度は女性のお客様。
初来店のTさんは、ある中古二胡が気になる、とメールでご連絡いただいていたのですが、
実際ご来店になり、店内の西野製の二胡と弾き比べてしまったら、、、
中古品ではなく、西野製が欲しくなってしまわれたようです。。。
(最近ワタクシ、仲介中古の縁談に思い入れが強くなっているので、有難いやら残念やらフクザツです。。。-笑-)

そんなTさんは、ご自分でも中古二胡を出品するためにご持参でした。
お持ちになった2把のうちの片方は、何の非も無い、申し分のない品!
「なんでまた、こんな良いのを持っていらっしゃるのに。。。」
と、店主も査定しながら申し上げましたが、
ご本人は、この楽器にはピンとこなかったのだそうです。
(近日“通販可品”としてアップしますのでお楽しみに!)


その後、小林さんのお友達のKさんが一緒に地元へ帰るために合流。
Kさんは木製のフルートを吹く方で、今後はその制作にも力を入れたいということで、
木場出身の木のスペシャリストである店主と出会えて嬉しそうでした。
店主はフルートが吹けるのでKさんからお借りして吹いてみたのですが、
木製フルートは金属製の物より難易度が高いようです。
最後は小林さんとKさんとで1曲演奏して下さいました。
(最近、月末じゃないのに“お楽しみ”が起こる光舜堂です)


Kさんがいらした直後にいらしていたHさんも、
「今日はいい所へ来ちゃったわ♪」と、嬉しそう。
Hさんは前回いらした時はカユ手レッスンにもご参加いただいていて、この日は自主練にご来店。
ゆっくり光舜堂のためにお時間作って来て下さったので、
その後店主がハーゲンダッツを買って来て皆で一緒にお茶の時間もとれました。

そうそう、ワタクシ、この日、抽選3等賞の賞品『阿炳ワイヤー・アクセサリー』のサンプルを
首から下げていたのですが、Hさんに、
「あら、それ、マスター(←店主)ね!」と言われてしまいました!

確かに店主、眼鏡をかけると阿炳に似てます。。。
似てますが、が、しかし!
店主モチーフなら、ワタクシ首から下げませんから!!(笑)

でも、お洒落男子の小林さんにも好評でしたから、賞品として悪くはなさそうですよ。
(当選した方には「この賞品は、店主じゃなく阿炳モチーフ」だと
注意書を書いて入れなくてはならないかも。。。)



と、まぁ、人数的にはそんなに多くない日でしたが、
盛り沢山で、賑やかな1日でした!
カーボン二胡有り、ラッパ二胡有り、木製フルート有り、と、
いったい光舜堂は何屋でしょうか???
最近は毎週サプライズが有り、ますます楽しくなってきました。


来週はまた3連休ですね、
どんな方々がお顔を見せて下さるのでしょうか?
どんな胡がやって来るんでしょうか?
楽しみです♪

さて、ここでお願いがあります。

調整においでの皆様、日曜しかやっていないという不便極まりない店のせいで、
なかなか来られる機会が無いこともあり、
一度に何把も持ち込まれる方がいらっしゃいます。

申し訳ございませんが、今後はお一人につき、2把まででお願いたします。
(それ以上になる方は、予めメールにてご相談下さいませ)

店主は、「1把入魂!」といった感じで、集中して調整をしていますので、
(傍で見てると、ちゃっちゃっ、と気軽に直してる感じですが)
一度に沢山の二胡をお持ちになると、集中の糸が途切れ、感覚がブレてしまうのです。
最近は調整ご希望の方が増え、次の番を数人お待ち、という場合も多くなってきました。
店主にとって、立て続けの調整はワタクシの想像以上にキツイようで、
混み合う場合、店主の集中力消耗防止のコントロールをする必要性が出てまいりました。
それに、予めご連絡をいただいていた方をお待たせてしてしまったり、
次にお待ちの方がお時間があまり無い、という場合も有ります。
ご理解のほどをお願いいたします。


ではまた♪














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2 Comments

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やすぞ~さんへ (ほぉ)
2011-10-13 20:15:22
もう少し近ければねぇ。。。

あ、そうそう、近日プレート送りますね!
既に出来てるんですが、ブツを受け取りに行く時間が無く、お待たせしております。
返信する
う~ん (やすぞ~)
2011-10-09 12:55:47
伺いたいなぁ…

困った……………………(T_T)
返信する

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