二胡を楽器として育てていくのに良い時期と言うのが2つあると思います。
一つは、冬場の空気の乾いた時期、
そして一番望ましいのは、これから始まる梅雨の時期でしょう。
新しい二胡の蛇皮は、どうしてもかなり最初は硬い音がします。
これを人為的にオイルを塗ったりすれば、一時は皮が柔らかくなって、音も柔らかくなります。
ところがオイルは皮の内部にまでしみこみます。
そうすると、冬場の音の硬い時期は良いでしょうが、
湿度も上がってくると、オイルで柔らかくなっている皮はさらに柔らかくなります。
靴のクリームには、乳化されたものとされていないものがありますね。
鞣した皮のうるおいを保ちながらつやを出すのが、乳化されたクリームです。
これは水分を含みます、蝋分とオイルと水分の含まれた状態の物です。
オイルを塗ってしまった蛇皮が、湿気に当たると、さらに柔らかくなるのはこのためではないでしょうか。
まあ、見た目は綺麗になりますが。
それであったら、冬場に音が硬くなったら、水分を少し、与えた方がまだましでしょう。
水分はあとで乾きますから。
それはともあれ、梅雨時の湿度の高い時に、蛇皮は緩くなりますね。
元々蛇皮を二胡の胴に貼る時には、水で濡らしておいてから張ります。
蛇皮自体が、縦横の伸び率の違いがありますし個体差もあります。
最初に貼った時には張力として、全く均一というわけではないのです。
最初はパンパンに張りますから音も硬いです。
二胡独特の低音など全く響きません。
この段階で二胡を買わなければいけないのがつらい所ですね、育った時の音が想像しにくいでエスから。
ですから中には、この二胡は低音が出ないなどという方もいますし、それで見向きもされない楽器もあります。
ところが、梅雨時になると、いくらパンパンに張られた、新品の二胡でも、かなり湿気を含みますから、育った時の音というのが想像しやすくなります。
ある意味良い楽器を探すには、梅雨時がベストとも言えますね。
それはともかく、
全く均一ではなくとも蛇皮は湿度を与えられると、緩くなり、多少張力が変わってきます。
この時が二胡を育てるチャンスです。
二胡の皮を張る時には濡れて湿った蛇皮を、なるべく均一になるように叩いたり、
推したりして、伸ばしていきます。
日本の大太鼓などはる時には、皮の上で子供たちに飛び跳ねさせたりするとも言われます。
ですからこの湿度の高い時期に、強めにとにかく強めに、
例え弦がぎーぎー鳴っても良いですから、(出来たらならないように手頸の力を抜いて)強めに毎日弾き込んでください。
その時には、にこのこまの松富士を使って下さい。
駒が押さえる面積が大きくなりますから、全体を良く振動させやすくなります。
しばらく続けると、今までなんだか雑音ポかったところなどなくなってきます。
また新品の二胡なら育ちやすくも鳴ります。
なんだか嫌な音になる梅雨時こそ、育てる時期とも言えます。
これは是非やってみて下さい。
まあ、これは梅雨場だけでなく弾き込み大切ですが。
、
一つは、冬場の空気の乾いた時期、
そして一番望ましいのは、これから始まる梅雨の時期でしょう。
新しい二胡の蛇皮は、どうしてもかなり最初は硬い音がします。
これを人為的にオイルを塗ったりすれば、一時は皮が柔らかくなって、音も柔らかくなります。
ところがオイルは皮の内部にまでしみこみます。
そうすると、冬場の音の硬い時期は良いでしょうが、
湿度も上がってくると、オイルで柔らかくなっている皮はさらに柔らかくなります。
靴のクリームには、乳化されたものとされていないものがありますね。
鞣した皮のうるおいを保ちながらつやを出すのが、乳化されたクリームです。
これは水分を含みます、蝋分とオイルと水分の含まれた状態の物です。
オイルを塗ってしまった蛇皮が、湿気に当たると、さらに柔らかくなるのはこのためではないでしょうか。
まあ、見た目は綺麗になりますが。
それであったら、冬場に音が硬くなったら、水分を少し、与えた方がまだましでしょう。
水分はあとで乾きますから。
それはともあれ、梅雨時の湿度の高い時に、蛇皮は緩くなりますね。
元々蛇皮を二胡の胴に貼る時には、水で濡らしておいてから張ります。
蛇皮自体が、縦横の伸び率の違いがありますし個体差もあります。
最初に貼った時には張力として、全く均一というわけではないのです。
最初はパンパンに張りますから音も硬いです。
二胡独特の低音など全く響きません。
この段階で二胡を買わなければいけないのがつらい所ですね、育った時の音が想像しにくいでエスから。
ですから中には、この二胡は低音が出ないなどという方もいますし、それで見向きもされない楽器もあります。
ところが、梅雨時になると、いくらパンパンに張られた、新品の二胡でも、かなり湿気を含みますから、育った時の音というのが想像しやすくなります。
ある意味良い楽器を探すには、梅雨時がベストとも言えますね。
それはともかく、
全く均一ではなくとも蛇皮は湿度を与えられると、緩くなり、多少張力が変わってきます。
この時が二胡を育てるチャンスです。
二胡の皮を張る時には濡れて湿った蛇皮を、なるべく均一になるように叩いたり、
推したりして、伸ばしていきます。
日本の大太鼓などはる時には、皮の上で子供たちに飛び跳ねさせたりするとも言われます。
ですからこの湿度の高い時期に、強めにとにかく強めに、
例え弦がぎーぎー鳴っても良いですから、(出来たらならないように手頸の力を抜いて)強めに毎日弾き込んでください。
その時には、にこのこまの松富士を使って下さい。
駒が押さえる面積が大きくなりますから、全体を良く振動させやすくなります。
しばらく続けると、今までなんだか雑音ポかったところなどなくなってきます。
また新品の二胡なら育ちやすくも鳴ります。
なんだか嫌な音になる梅雨時こそ、育てる時期とも言えます。
これは是非やってみて下さい。
まあ、これは梅雨場だけでなく弾き込み大切ですが。
、