峠岡慎太郎さんのライヴ『Midnight Blue』東京公演に行ってきました。
凄かった。。。!
今回逃した方、次回こそは是非!
都合が許すなら広島でも名古屋でも、
他県で開催する時であってもお勧めします!
まだ10代だった峠岡慎太郎君が初めて光舜堂に現れたのは約4年前、
これから東京の大学に入学することになる、という時期、
光舜堂初代の店舗、渋谷区円山町のお店の時のことでした。
彼が初めて来店した時のことをよく覚えています。
ふわん、と、
育ちの良さが伝わって来るようなとても品の良い匂いがして、
「なんて上手に香りを薫らせる子でしょう!」と驚いたものです。
若いのに、男の子なのに、所作が本当に綺麗なコで、
イマドキの若者とは違う雰囲気を持つ、ちょっと不思議な男の子でした。
その頃彼は既に地元広島を中心に演奏会も開いていたり、
その名は知る人ぞ知る新進気鋭の演奏家でしたが、
失礼ながら店主も私も、頂いた名刺に
「峠岡、、、? これ、なんて読むのー?」という無知っぷり。
ところが彼が西野二胡を試して、出した音色に店主は「おっ!!」
そして峠岡君も、弾いた瞬間その楽器の音色に「おっ!?」っという顔。
店主と峠岡君のご縁のすべてはそこから始まりました。
その後大学生になった峠岡君は会う度にたくましく成長し、
テニスサークルのおかげか腕っぷしも強くなり、
音色によりいっそうの力強さが加わりました。
光舜堂でミニライヴをしたこともありますし、
時々やって来ては、更なる成長を見せ続けてくれていました。
その凄い音色を聴かせてくれてはいました。
その度に、凄い技術、凄い楽器の鳴らし方、
その能力の高さに本当に感嘆していました。
なんてったって、ウチの店舗の壁を“鳴り”で共鳴させたのは
今のところ彼だけです。
しかし、
ライヴとして、きちんとした形で聴くのは今回が初めてでした。
生のバンドと共に、MCも全部自分で仕切ってというライヴは、
東京では峠岡君にとっても初でした。
いや、凄い。。。
峠岡慎太郎は二胡奏者だけれども、
彼にとって二胡という楽器は単なる表現手段なのかもしれません。
今回のこのライヴ、『二胡のライヴ』じゃなかった!
彼は、、、
二胡奏者ではなく、ミュージシャンです。
音楽家です。
アーティストです。
彼の作り出したのは、二胡の演奏会ではなく上質な音楽ライヴでした。
二胡を確かに弾いているのに、
(なかなか良い楽器も使ってましたよ、『業平』っていう、ね)、
でも、『二胡』の演奏会ではないのです。
中国曲もオリジナル曲も、単に凄いテクニックで弾くのではなく
“自分の音楽”として昇華させています。
MCも上手かった!
イイ感じでくだけていて、慣れた感じで、素の良さも出ていて。
ウチの工房やお店に現れる時の彼はいつも眠そうだったり、
花粉症でクラクラしてたり、
元々も比較的おとなしい方だと思うのに、
ステージでは活き活きとしたオーラを放って輝いていました。
『峠岡慎太郎LIVE 2015 “Midnight Blue”』は、
良い意味で普通に、良い音楽を楽しむ時間でした。
素敵なメロディとハーモニーに酔いしれて、
上質な音楽で食事と飲み物を楽しむ大人な時間。。。
しかしそれを創り出しているのは、
弱冠22歳の、卒業もまだこれからの大学生なのです!
峠岡慎太郎、恐るべし。
つい最近、彼のことを「可能性まだまだ無限大」とブログに書きましたが、
その時の私はまだ彼の真の凄さを理解していなかった。。。
『二胡の実力が凄い演奏者』だけではすまされなかった。。。
音楽性、センス、その全てがピカイチの技術の裏付けで活きて、
『真の音楽』を奏でているのです。
常々峠岡君は二胡界を超えたところで活躍出来る人だと思っていましたが、
彼がいたのは、既に、とっくに、二胡界の外でした。
そしてその可能性は、まだまだ無限大です。
峠岡慎太郎、恐るべし。
賽馬で、
こんなにもお酒が美味しく飲めたのは初めてです。
そんな峠岡慎太郎君、卒業後は実力派若手二胡演奏家の中心となって、来春から万世橋の地で何やら始める計画中。。。 これからも目が離せない、要注意、、、もとい!要チェック人物、なのです!!
凄かった。。。!
今回逃した方、次回こそは是非!
都合が許すなら広島でも名古屋でも、
他県で開催する時であってもお勧めします!
まだ10代だった峠岡慎太郎君が初めて光舜堂に現れたのは約4年前、
これから東京の大学に入学することになる、という時期、
光舜堂初代の店舗、渋谷区円山町のお店の時のことでした。
彼が初めて来店した時のことをよく覚えています。
ふわん、と、
育ちの良さが伝わって来るようなとても品の良い匂いがして、
「なんて上手に香りを薫らせる子でしょう!」と驚いたものです。
若いのに、男の子なのに、所作が本当に綺麗なコで、
イマドキの若者とは違う雰囲気を持つ、ちょっと不思議な男の子でした。
その頃彼は既に地元広島を中心に演奏会も開いていたり、
その名は知る人ぞ知る新進気鋭の演奏家でしたが、
失礼ながら店主も私も、頂いた名刺に
「峠岡、、、? これ、なんて読むのー?」という無知っぷり。
ところが彼が西野二胡を試して、出した音色に店主は「おっ!!」
そして峠岡君も、弾いた瞬間その楽器の音色に「おっ!?」っという顔。
店主と峠岡君のご縁のすべてはそこから始まりました。
その後大学生になった峠岡君は会う度にたくましく成長し、
テニスサークルのおかげか腕っぷしも強くなり、
音色によりいっそうの力強さが加わりました。
光舜堂でミニライヴをしたこともありますし、
時々やって来ては、更なる成長を見せ続けてくれていました。
その凄い音色を聴かせてくれてはいました。
その度に、凄い技術、凄い楽器の鳴らし方、
その能力の高さに本当に感嘆していました。
なんてったって、ウチの店舗の壁を“鳴り”で共鳴させたのは
今のところ彼だけです。
しかし、
ライヴとして、きちんとした形で聴くのは今回が初めてでした。
生のバンドと共に、MCも全部自分で仕切ってというライヴは、
東京では峠岡君にとっても初でした。
いや、凄い。。。
峠岡慎太郎は二胡奏者だけれども、
彼にとって二胡という楽器は単なる表現手段なのかもしれません。
今回のこのライヴ、『二胡のライヴ』じゃなかった!
彼は、、、
二胡奏者ではなく、ミュージシャンです。
音楽家です。
アーティストです。
彼の作り出したのは、二胡の演奏会ではなく上質な音楽ライヴでした。
二胡を確かに弾いているのに、
(なかなか良い楽器も使ってましたよ、『業平』っていう、ね)、
でも、『二胡』の演奏会ではないのです。
中国曲もオリジナル曲も、単に凄いテクニックで弾くのではなく
“自分の音楽”として昇華させています。
MCも上手かった!
イイ感じでくだけていて、慣れた感じで、素の良さも出ていて。
ウチの工房やお店に現れる時の彼はいつも眠そうだったり、
花粉症でクラクラしてたり、
元々も比較的おとなしい方だと思うのに、
ステージでは活き活きとしたオーラを放って輝いていました。
『峠岡慎太郎LIVE 2015 “Midnight Blue”』は、
良い意味で普通に、良い音楽を楽しむ時間でした。
素敵なメロディとハーモニーに酔いしれて、
上質な音楽で食事と飲み物を楽しむ大人な時間。。。
しかしそれを創り出しているのは、
弱冠22歳の、卒業もまだこれからの大学生なのです!
峠岡慎太郎、恐るべし。
つい最近、彼のことを「可能性まだまだ無限大」とブログに書きましたが、
その時の私はまだ彼の真の凄さを理解していなかった。。。
『二胡の実力が凄い演奏者』だけではすまされなかった。。。
音楽性、センス、その全てがピカイチの技術の裏付けで活きて、
『真の音楽』を奏でているのです。
常々峠岡君は二胡界を超えたところで活躍出来る人だと思っていましたが、
彼がいたのは、既に、とっくに、二胡界の外でした。
そしてその可能性は、まだまだ無限大です。
峠岡慎太郎、恐るべし。
賽馬で、
こんなにもお酒が美味しく飲めたのは初めてです。
そんな峠岡慎太郎君、卒業後は実力派若手二胡演奏家の中心となって、来春から万世橋の地で何やら始める計画中。。。 これからも目が離せない、要注意、、、もとい!要チェック人物、なのです!!
m(__)m
本当に稀有なア-ティスト、峠岡 慎太郎さん。
僅か一曲だけだとしても、
交通費をかけても、聴きに行く価値を感じられる音楽家。
更に、今回はこれまで以上に、随所に、プロの意識を感じた、
そして、いろんな 覚悟も見えたライブに感じました。
追:次回からは出来れば、ドリンクオンリ-で聴ける場所が有り難いですね。
お店側も気を付けてはいらっしゃるのでしょうが・・・
気になりましたm(__)m
民族楽器の二胡を楽しむというのはそれはそれでたまに聞くには良いですし、またその趣味の人もいらっしゃいます。
私なんかはアラブ音楽が好きでカーヌーンの曲などずーっとかけていたりしますし、インド音楽も好きです。
でもそれはそれ、二胡は楽器としての完成度を挙げさえすれば、ヴァイオリン等よりはるかに豊かな表現も可能だと、彼峠岡君の、クライスラーの「愛の悲しみ」が実証したぐらいに良い演奏でした。というか、二胡でなくてはあのたっぷりした、豊かな音の広がりというのはできにくいかもしれませんね。ヴァイオリンの時とはずいぶん違う感じでした。というくらいに比べるに十分なほどの完成度でした。
彼が率先して、若い演奏家たちが引っ張って、良い演奏家を育てていけば、二胡の音楽の可能性というのはかなり広がっていくと思いたいです、楽器製作者は良い演奏家に出会って初めて良い楽器を作れるのです、。
こその、完成度でしたね( v^-゜)
良い楽器を最大限に生かして、そしてこれからの胡の可能性もさらに感じさせてくれました!!
本当に、ヴァイオリンでは表現しきれない部分を
今回の彼は表現してみせてくれたと感じています。
アレ、を聴いてしまうと、
同じ曲でも、今までのようには聴けなくなってしまいます^^;
これからも進化し続ける彼と胡を聴きとどけられる機会が
もっと増えていくのだろう!!と思うと、
本当にワクワク致します。
m(__)m
コウキ紫檀は、後二台残っています。
「遍昭」、「康秀」です。
(gotou)酸を含み今の二胡愛好家が皆さんもいつの日にかこの2台に出会えるくらいな。演奏家目指していただけるおt嬉しいです。
もしかすると私の事ですから楽器としてはさらに進化するかもしれませんが、
それにしてもコウキ紫檀は6台だけです。(棹が取れないからです)
音色としてはこれ以上ないというくらいに良い音色がコウキ紫檀です。
「遍昭」「康秀」の行き先も
また楽しみにさせていただきます
m(__)m