先日、木村ハルヨさんと食事をご一緒した時、日本に定着した二胡についての話になりました。
今、日本人の二胡愛好家は、
中国が大好きで、中国音楽を奏でる楽器としての二胡を大切にするタイプと、
BGM等で音色に魅かれ、何の楽器か探したら二胡だった、という、
中国音楽ではない曲をたくさん弾きたいタイプとに、徐々に分かれてきたように思えます。
もちろん、その両方をバランス良く取り混ぜ愛する方々も多いですが、
こんなご時世、中国音楽は好まず、全く弾かない人がいるのも確かです。
さて、木村ハルヨさんと言えば、二胡弾きの中でもかなりのパイオニア。
まだ西野製がプロ演奏家に全く相手にされないような、ごくごく早い時期から、
西野二胡を使って下さっていることからも、相当なチャレンジャーであることが判るでしょう。
その活動もソロ一本に留まらず、婆沙羅、居倉健さんとのユニット、蛇道、Stringroove、等々と、
様々なアーティストとの共演、次々に幅を広げています。
そんなハルヨさんですから、ボスの、中国楽器とは別路線で進む二胡の進化に大賛成。
ボスと2人して、「そろそろ中国の二胡とは西野製は分けて考えたいよね」との意見が一致しています。
ハルヨさん自身の演奏内容もほとんど中国曲ではないので、
「対外的に紹介する時、もう“チャイニーズの楽器”じゃなくしたいんですよね」
と、ワールドワイドで考えているよう。
「オリエンタル フィドルとか、オリエンタルなんとか、って、違う名前で呼びたいんです」
「そうだよね、わたしも もう別けたいな」と、ボスも同意。
前に、光舜堂にいらしたお客様が、
「中国のは漢字で二胡と書いても、読みは(erhu)。
西野さんのは日本製なんだから、こっちが二胡(にこ)でいいんじゃないですか」
と、ちょっと嬉しくなるようなコト言って下さいましたが、そりゃ無理でしょう。
ボスはと言えば、「わたしのは『ドデカゴン』でいいよ」
と、いまだにドデカゴン正式名称化の野望を捨てられません。
が、ワタクシ即答で却下。
「駄目です、そんな怪獣みたいな名前! 美人が多い二胡弾きさんに似合いません!」
「ダメ~? じゃあ、二胡が中国に渡ってくる以前の原形で、
インドに『ラヴァナストロン』っていうのがあるよ」
「『ラヴァナストロン』? なかなか語呂は良いですね。インドなんですか?」
「うん、二胡が中国生れの楽器だと思っている人は多いけど、本当は違うからね」
「『ラヴァナストロン』、良いですね!」と、ハルヨさんも『ドデカゴン』から話が移ってほっとしたよう。
さっそく「どんな楽器かな」と携帯で検索してみると、画像有りました!
おお、形は正に二胡そのものじゃないですか!
しかも、その画像の『ラヴァナストロン』の画像、色も、ウチの金二胡にそっくり!!
「あはは、これ、良いですよ♪ウチの看板にそっくりだし!」
ということで、これからは『ラヴァナストロン』、広めていきますよ?
今、日本人の二胡愛好家は、
中国が大好きで、中国音楽を奏でる楽器としての二胡を大切にするタイプと、
BGM等で音色に魅かれ、何の楽器か探したら二胡だった、という、
中国音楽ではない曲をたくさん弾きたいタイプとに、徐々に分かれてきたように思えます。
もちろん、その両方をバランス良く取り混ぜ愛する方々も多いですが、
こんなご時世、中国音楽は好まず、全く弾かない人がいるのも確かです。
さて、木村ハルヨさんと言えば、二胡弾きの中でもかなりのパイオニア。
まだ西野製がプロ演奏家に全く相手にされないような、ごくごく早い時期から、
西野二胡を使って下さっていることからも、相当なチャレンジャーであることが判るでしょう。
その活動もソロ一本に留まらず、婆沙羅、居倉健さんとのユニット、蛇道、Stringroove、等々と、
様々なアーティストとの共演、次々に幅を広げています。
そんなハルヨさんですから、ボスの、中国楽器とは別路線で進む二胡の進化に大賛成。
ボスと2人して、「そろそろ中国の二胡とは西野製は分けて考えたいよね」との意見が一致しています。
ハルヨさん自身の演奏内容もほとんど中国曲ではないので、
「対外的に紹介する時、もう“チャイニーズの楽器”じゃなくしたいんですよね」
と、ワールドワイドで考えているよう。
「オリエンタル フィドルとか、オリエンタルなんとか、って、違う名前で呼びたいんです」
「そうだよね、わたしも もう別けたいな」と、ボスも同意。
前に、光舜堂にいらしたお客様が、
「中国のは漢字で二胡と書いても、読みは(erhu)。
西野さんのは日本製なんだから、こっちが二胡(にこ)でいいんじゃないですか」
と、ちょっと嬉しくなるようなコト言って下さいましたが、そりゃ無理でしょう。
ボスはと言えば、「わたしのは『ドデカゴン』でいいよ」
と、いまだにドデカゴン正式名称化の野望を捨てられません。
が、ワタクシ即答で却下。
「駄目です、そんな怪獣みたいな名前! 美人が多い二胡弾きさんに似合いません!」
「ダメ~? じゃあ、二胡が中国に渡ってくる以前の原形で、
インドに『ラヴァナストロン』っていうのがあるよ」
「『ラヴァナストロン』? なかなか語呂は良いですね。インドなんですか?」
「うん、二胡が中国生れの楽器だと思っている人は多いけど、本当は違うからね」
「『ラヴァナストロン』、良いですね!」と、ハルヨさんも『ドデカゴン』から話が移ってほっとしたよう。
さっそく「どんな楽器かな」と携帯で検索してみると、画像有りました!
おお、形は正に二胡そのものじゃないですか!
しかも、その画像の『ラヴァナストロン』の画像、色も、ウチの金二胡にそっくり!!
「あはは、これ、良いですよ♪ウチの看板にそっくりだし!」
ということで、これからは『ラヴァナストロン』、広めていきますよ?