私の工房は、全体では、400坪くらいあります。
その敷地を大きく分けて、二つの会社が使っています。
一つは、私の所、マイオ108、そして隣は、E設備さんです。
水道や、エアコンなどの建築設備と言われるものを作っている会社です。
そこの現在の社長は、先代の息子さんです、お父さんが会長で息子さんが社長。
二人とも趣味は、釣りです。
ところが一緒に行くということは無いのです。
ある時、息子さん(現社長)に「何で一緒に釣り行かないの?」と聞いてみたところ、
『休みぐらいは別々に行きたい」とのことでした。
確かにわかりますね、親から子へ仕事をつなげていくというのはとても難しい事です。
特に今のように情報機器がどんどん発達して、生活自体も次から次と様変わりするような時代ですと、もう親と子供と持っている知識も違いますし。
ましてや、価値観まで変わってしまいます。
親父さんは息子の為にといろいろ考えているようですが、息子さんは全く違う考えです。
私も会社をタロ若にゆずりました。
なるべく手助け程度にとは考えていますが、ずいぶん私のやり方とは違うのだなとおもいます。
しかし タロ若は、とても素直で、自分のわからないところは遠慮しながらも聞いてきたりするの
こういう時はとてもうれしいですね。
本業は譲ってしまいましたのである意味今の本業は、二胡ということが出来るかもしれません。
その本業も、私は爺ですから、もう次の時代の事は考えなければいけないのでしょう。
こんなにクルクルと目先の価値観が変わっていってしまうような時代に、私が敢えて、次の世代の二胡弾きさんの為に何かできるかと言っても、
それは難しいことでしょう。
しかし、私の性格でしょうか、というより私自身が自分の為というより、人様に私が出来ることで何かお手伝いをして来たというのが人生でしたから、
結局、次の世代の二胡弾きさんに何かしてあげられることは無いかと考えてしまうのです。
まあ、お手伝い程度でしかありませんが、むしろその方が若い人たちには、
何もかも私が決めてしまって受け渡すよりは良いのではないかと考えています。
私自身、先輩や、親からあるいは爺さんから、色々なものを受け取っています。
師匠に当たる人がこれがまた凄く、でしゃばらない人で、私には人脈と、得難い権利(百貨店の共通口座、百貨店で商売するには口座持っていなければいけません。無い場合は他の人から口座の借り賃を払って借りるのです。今はもうそれほど強力ではなくなってきていますが、当時はその口座が無いと5%くらいは払わなければいけませんでした)
それがあるだけで全国どこの百貨店でも展覧会が出来やすかったのです。
もう一つは、これはご先祖様に感謝ですが、木場とのつながりでしょう。
今でこそ、小売りをする材木屋さんもありますが、10年ぐらい前までは、コネクションが無いと木場には入れず、材料を丸太で買うなどというのも出来なかったのです。
この2つは私の次の世代にも何とかまだ役に立ちそうです、そのうち時代が変わればそんなものはいらなくなるでしょうが、材木は知識だけでもつなげていきたいですね。
さて二胡の世界に私が何をお手伝いできるか、
勿論望まれもしないことは手伝いません、
余計なおせっかいをする気もありません。
せっかく知り合ってきた二胡弾きさんたち次の世代の人たちが何を望むか、
ここ最近はなんだか自然に、そんなお手伝いの話が舞い込んできています。
いつの時代になっても、爺だからこそ出来ることわかることもあるのではないですかね。
続く
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その敷地を大きく分けて、二つの会社が使っています。
一つは、私の所、マイオ108、そして隣は、E設備さんです。
水道や、エアコンなどの建築設備と言われるものを作っている会社です。
そこの現在の社長は、先代の息子さんです、お父さんが会長で息子さんが社長。
二人とも趣味は、釣りです。
ところが一緒に行くということは無いのです。
ある時、息子さん(現社長)に「何で一緒に釣り行かないの?」と聞いてみたところ、
『休みぐらいは別々に行きたい」とのことでした。
確かにわかりますね、親から子へ仕事をつなげていくというのはとても難しい事です。
特に今のように情報機器がどんどん発達して、生活自体も次から次と様変わりするような時代ですと、もう親と子供と持っている知識も違いますし。
ましてや、価値観まで変わってしまいます。
親父さんは息子の為にといろいろ考えているようですが、息子さんは全く違う考えです。
私も会社をタロ若にゆずりました。
なるべく手助け程度にとは考えていますが、ずいぶん私のやり方とは違うのだなとおもいます。
しかし タロ若は、とても素直で、自分のわからないところは遠慮しながらも聞いてきたりするの
こういう時はとてもうれしいですね。
本業は譲ってしまいましたのである意味今の本業は、二胡ということが出来るかもしれません。
その本業も、私は爺ですから、もう次の時代の事は考えなければいけないのでしょう。
こんなにクルクルと目先の価値観が変わっていってしまうような時代に、私が敢えて、次の世代の二胡弾きさんの為に何かできるかと言っても、
それは難しいことでしょう。
しかし、私の性格でしょうか、というより私自身が自分の為というより、人様に私が出来ることで何かお手伝いをして来たというのが人生でしたから、
結局、次の世代の二胡弾きさんに何かしてあげられることは無いかと考えてしまうのです。
まあ、お手伝い程度でしかありませんが、むしろその方が若い人たちには、
何もかも私が決めてしまって受け渡すよりは良いのではないかと考えています。
私自身、先輩や、親からあるいは爺さんから、色々なものを受け取っています。
師匠に当たる人がこれがまた凄く、でしゃばらない人で、私には人脈と、得難い権利(百貨店の共通口座、百貨店で商売するには口座持っていなければいけません。無い場合は他の人から口座の借り賃を払って借りるのです。今はもうそれほど強力ではなくなってきていますが、当時はその口座が無いと5%くらいは払わなければいけませんでした)
それがあるだけで全国どこの百貨店でも展覧会が出来やすかったのです。
もう一つは、これはご先祖様に感謝ですが、木場とのつながりでしょう。
今でこそ、小売りをする材木屋さんもありますが、10年ぐらい前までは、コネクションが無いと木場には入れず、材料を丸太で買うなどというのも出来なかったのです。
この2つは私の次の世代にも何とかまだ役に立ちそうです、そのうち時代が変わればそんなものはいらなくなるでしょうが、材木は知識だけでもつなげていきたいですね。
さて二胡の世界に私が何をお手伝いできるか、
勿論望まれもしないことは手伝いません、
余計なおせっかいをする気もありません。
せっかく知り合ってきた二胡弾きさんたち次の世代の人たちが何を望むか、
ここ最近はなんだか自然に、そんなお手伝いの話が舞い込んできています。
いつの時代になっても、爺だからこそ出来ることわかることもあるのではないですかね。
続く
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神田の光舜堂はフラット立ち寄っていただき易く、初めて二胡に触るという人には、良い場所かもしれませんね。
また遊びにいらして下さい。
だからこそと言って触られていただいて
ありがとうございました。
初めて二胡を触ってみて、
演奏ではこう鳴らしているんだなと分かっただけで
ちょっと嬉しくなりました。
また今度お邪魔したいと思います。