セッコクから遅れること約1月半で 待ちわびていた花がようやく咲いてくれました。
先日 槇の木に着生させている「フウラン」の蕾があがっているのを見つけ いよいよと期待していると・・・
3日程で 白い花が沢山咲いてきました。
それほど強くは感じられませんが 鼻を近づけると 甘い香りも醸し出しています。
フウランは日本原産のランの一つで 自然界ではカシやシイ等の木に着生して育ちますが 現在では自生種は滅多に見られなくなりました。
続いては こちらも好きな花の一つである「カラマツソウ」です。
全ての花が開ききるより 丸い蕾も混じったものが趣があると思います。
そして「ホスタ」も庭のあちこちに咲いていますが 我々世代には「ギボウシ」という呼び名の方がピンときますね。
フウランは かなり以前に奈良公園の近くで大きな木に着生し 見事に咲いているのを目にし感動したものですが 現在ではどうかな?
園芸品種としては江戸時代から愛好され「富貴蘭」と呼ばれ 大名等の富もあり身分も高い人たちが 競って栽培していたようです。
取り合えずは 我家の庭で 今年も出会えて良かったです。