妖怪大魔王・コバ法王日記

オートバイを分解して磨き、正確に組み立て独自理論でラインを探り、ストップウォッチと頭脳で感性を磨き、日々の想い語ります

VTR250 燃料トラブルの巻、コックが原因か?

2021-12-14 18:05:35 | 妖怪ガレージ、奮戦記

『 トラブル発生 』

先週の日曜日、イベント開催した後の帰り道、VTR君にトラブル発生しました。高速道路を走行中に、燃料はある筈なのに、ガス欠症状に見舞われたのです。
燃料コックをリザーブにして、走行ペースを下げると走行可能なものの、ペースを上げると燃調が薄い症状が出たのです。 間違っても、高速道路で止まりたくないので、大阪府貝塚市辺りで(神戸は遠い)降りて、念の為、燃料を追加給油して、下道を帰宅したのでした。

 


原因は、恐らく、燃料コック部での詰まりかストレーナーの詰まり、或いはキャブレター内部の詰まりか水分の混入でしょう。燃料キャップ部のブリーザーの詰まりではないでしょう。
ただ、怖いのは、20年前に中古車で購入した時から、燃料コックが分解して、下手なパッキン剤(コーキング)で補修した跡があった事です。不気味です。
まぁ、取り敢えずは、コックを外すしかありません。


『 燃料コック 』

燃料コックを取り外しました。

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ストレーナーには年月相応のダストは確認出来るが、果たして、これだけが原因か? 断定できない。
でも、コックの清掃で解決出来るといいな。



『 クリーニング完了 』

燃料コック内部の通路とストレーナー、一通りクリーニングを終了。

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これで、治ってくれると良いのですが ・・・ 、きっと、年月の垢を落とす意味でも、キャブレターの分解整備はした方が良いでしょうね。

一つ気になったのは、コックを通常使用位置(プライマリー / PRI )の時と、リザーブ位置( RES )の時とで、負圧をかけてコック内部のバルブを開けた場合の吐出量が違っていて、通常使用位置 ( PRI )の時の方が少なく感じられた事。
もし、コック内部のバルブか、その通路の問題だとすれば、ガス欠症状になった状況の説明はつく。が、解決する為には、あの一度分解して下手な整備を加えられたコックを分解しなくてはいけない。中古部品で一番面倒なのが、誰かが分解修理した後の部品だ。コック外観から見る限り、スキルは高くない事が判るから心配だ。


『 ブロスのストック部品 』

・・・と、ここまで処理を進めて来て気づいた事が??
念の為に、20年以上前に乗っていた、ブロスのストック部品を確認してみれば、あったのです。新品の燃料コックが。

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較べて見ても、VTR 用と変わらない様だ。これで完璧だ!

それにしても、当時は、エンジンの内部部品からブレーキキャリパー、サスペンションの消耗部品まで、いつでも交換できる様にと、常に多量に買い込んでいたんだ。
今でも、新品のシリンダーやピストン、ピストンリングも持っているけど、何かに使えないかな?


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