Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

食虫植物の花(2)「サラセニア・レウコフィラ」

2021-08-11 | 食虫植物

サラセニアは、筒状の葉を落とし穴として虫を捕える食虫植物、
レウコフィラ」(別名=ドラモンディ, アミメヘイシソウ)は、
長い葉を直立させ、赤花を咲かせます。
 
6月上旬の花、葉の上に花茎(80㎝前後)を伸ばし、
 

 
プルプレアと同様の花、上に5枚のガク、
その下に垂れ下る5枚の花弁、

雌しべの先端が5つに分かれて大きく反り返る。
昆虫による花粉媒介に対応した構造です。 
 

 
6月中旬の花、
 

 

 
花後に伸びた新葉、緑の筒状葉は長さ40~70cm位で直立し、
筒の入り口付近と蓋が白くなり、そこに網目模様が入ります。
 

 

 
筒葉の内側には、蜜腺があり、底に向かって逆刺が密生し、
虫が入ると出られません。
 
常緑の多年草ですが、冬は雪囲いの中で越冬し、
前年葉は花の前後までに枯れて、新葉と入れ替わります。

 

 


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