ダット自動車製造はその後戸畑鋳物の傘下にはいり、さらに日本産業と戸畑鋳物が共同出資した「自動車製造株式会社」へと進化。日本産業は鮎川義介が創立した持株会社で、傘下には日本鉱業、日立製作所、日本油脂、日本水産、日本ビクター、日産火災などさまざまな産業にわたる企業を擁して日産コンツェルンを形成。その中の自動車工業を受け持ったのが日産自動車でした。
商標は「昇る旭日と誠心」をあらわす赤い円と、「至誠天日を貫く」をあらわす横棒にDATSUNを白抜きにしたものが使われ、同じデザインで文字をNISSANにかえたものも追加。このような歴史の流れをふまえてブランド統一が行われたわけですが、世界中で親しまれた「DATSUN」(北米ではダッツンと発音)がなくなることへの危惧も多かったのです。ちょうど松下が海外ブランドの「Panasonic」を統一ブランドにするのとまったく反対のやり方です。
画像は「DATSUN 180SX/200SX」(US110シルビア)の輸出用カタログと、ブランド統一後の「NISSAN SILVIA」(S12シルビア)の輸出用カタログ。
商標は「昇る旭日と誠心」をあらわす赤い円と、「至誠天日を貫く」をあらわす横棒にDATSUNを白抜きにしたものが使われ、同じデザインで文字をNISSANにかえたものも追加。このような歴史の流れをふまえてブランド統一が行われたわけですが、世界中で親しまれた「DATSUN」(北米ではダッツンと発音)がなくなることへの危惧も多かったのです。ちょうど松下が海外ブランドの「Panasonic」を統一ブランドにするのとまったく反対のやり方です。
画像は「DATSUN 180SX/200SX」(US110シルビア)の輸出用カタログと、ブランド統一後の「NISSAN SILVIA」(S12シルビア)の輸出用カタログ。
たくさんのS110、S12シルビア関係資料をお持ちですね。2年くらい前にゴーン社長がDATSUNブランドの再生を掲げていた話はどうなったのでしょうか?
S110の輸出カタログ、私は横A4サイズの180SX(HB前期青表紙)しか持ってません。以前、オーストラリア版の後期RSのカタログを見たことがあるのですが、バンパーがHBだったような・・・覚えがあります。あと、S12のヨーロッパ仕様でグランプリという名称のブリスターフェンダー仕様があったと1985.12.1発行スポーティーカーマキシマム誌P31に載ってました。画像があれば見せて欲しいです。また、240RSの正常進化版なのでしょうか?
北米では 200SX、オセアニアでは ガゼール、ヨーロッパ(&英国)では シルビア、北欧?では1.8ZX(だったかな?)と あやふや?な知識はありますが 詳しく知りたいです・・・(^^ゞ
FJ20エンジンも ヨーロッパモデルには存在する(らしい・・・)という情報・・・
No.12さんのおっしゃる ブリスターの謎のモデルもすごく気になります・・・(ウチのHPで その記事の切り抜きが載せてあります(上記の投稿者ネームに直リンク貼っておきました))