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ポルトガル対モロッコ

2018-06-20 23:22:16 | ワールドサッカー
W杯観戦記は、ポルトガル対モロッコです。ポルトガルは初戦引き分けで確実に勝ち点3が欲しい、これに対しモロッコは初戦を敗れており負けると1次リーグ敗退が決まるという一戦です。そんな試合は、いきなり動きました。ショートコーナーからのCロナウドのヘディングシュートが決まって、前半4分でポルトガルに先制点が入ります。

これで、攻めるしかなくなったモロッコの動きが変わってきました。モロッコは4-2-3-1の布陣で、サイドのアタッカーのアムラバト(16番)とジイエフ(7番)がストロングポイントですが、特にアムラバトのスピードは驚異的で、ポルトガルの左SBのゲレーロ(5番)が何度も置いて行かれるほどでした。

モロッコの攻撃の強さは、ドリブルからゴールライン付近まで切れ込んでマイナスのパスを出せるところに現れていました。しかし、惜しむらくはこの日のモロッコは真ん中の枚数が足りない場面が目立ちました。1トップの13番の1枚しか前に残っていないことが多く、あと一人前に行けていればと残念になる場面が目立ちました。

これに対し、ポルトガルはCロナウドが動かない分を21歳の若手FWゲデス(17番)がカバーすることになっており、ロナウドのパスにゲデスが抜け出す場面もありましたが、やはり決定力ではロナウドにはかなわず、そのシュートはGKにセーブされます。モロッコやや優勢ながら、ポルトガルも時折速攻を繰り出すという展開で進みましたが、後半途中からポルトガルの動きが落ちます。

後半の最後20分ほどは圧倒的なモロッコペースでした。セカンドボールはほとんどモロッコが拾い、アムラバトや途中出場の23番などいろんな選手が絡み、セットプレーではDFのベナティア(5番)も絡んで次々とシュートを放ちます。しかし、これらシュートの嵐は決まらず、試合は内容と結果が一致しない、1-0でポルトガルの勝利に終わりました。

この試合の印象はモロッコの強さでした。ボールを持てる技術やセカンドボールの回収など、強いチームと呼べるだけの条件は持っていますが、それでも点を取らないと勝てないのがサッカーです。あと一歩のように見えて、実は遠い道なのかもしれないと感じた結果でした。

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