今日の西武ライオンズは、オリックス相手に8回に逆転される嫌な流れを、8回裏の中村剛也の本塁打で同点に追いつき、最後は写真の岸潤一郎選手のサヨナラ本塁打で3-2と勝利を収めました。相手投手阿部は、決め球にするつもりだったフォークボールが落ちなかった失投でした。岸本人は「塁に出ることだけを考えていた」と、本塁打を狙っていたのではなかったです。
岸は明徳義塾高校の出身で、高校時代に岡本(巨人)のいた智弁学園に勝利するなど活躍しましたが、その後進学した拓大で肘の手術を経験するなど故障に苦しんで中退したことで、TBSテレビ「消えた天才」に紹介されたこともあります。しかし、岸の野球への情熱は途切れず、四国アイランドリーグの徳島の誘いで再出発をすることになります。
徳島では30盗塁を安定して記録するなど俊足巧打を見せて、西武ライオンズからはドラフト8位指名を受けて、回り道したもののプロへの道が開けました。23歳でようやくたどり着いたプロでは、2020年に打率こそ2割2分だったものの、シーズン9本塁打を記録するなど外野手の定位置候補の一人として名乗りを挙げる活躍はできました。
岸は波がある選手ではありますが、守備範囲が広く外野手としては信頼が置けます。今日のサヨナラ本塁打も、右翼手を守っていた長谷川が体調不良気味だったことで途中出場していました。今回、初打席が本塁打になりましたが、サヨナラ本塁打は「人生で初めて」ということで、今夜はおそらく感動に浸っていることでしょう。
もちろん、26歳という年齢的に、それほど何度もチャンスがあるわけではないでしょうが、今のライオンズは外野手にこれといった選手がいない状況なので岸にもチャンスがあります。彼が好きなももクロの「走れ」が何度も西武ドームで聞けるような、活躍を期待しています。
岸は明徳義塾高校の出身で、高校時代に岡本(巨人)のいた智弁学園に勝利するなど活躍しましたが、その後進学した拓大で肘の手術を経験するなど故障に苦しんで中退したことで、TBSテレビ「消えた天才」に紹介されたこともあります。しかし、岸の野球への情熱は途切れず、四国アイランドリーグの徳島の誘いで再出発をすることになります。
徳島では30盗塁を安定して記録するなど俊足巧打を見せて、西武ライオンズからはドラフト8位指名を受けて、回り道したもののプロへの道が開けました。23歳でようやくたどり着いたプロでは、2020年に打率こそ2割2分だったものの、シーズン9本塁打を記録するなど外野手の定位置候補の一人として名乗りを挙げる活躍はできました。
岸は波がある選手ではありますが、守備範囲が広く外野手としては信頼が置けます。今日のサヨナラ本塁打も、右翼手を守っていた長谷川が体調不良気味だったことで途中出場していました。今回、初打席が本塁打になりましたが、サヨナラ本塁打は「人生で初めて」ということで、今夜はおそらく感動に浸っていることでしょう。
もちろん、26歳という年齢的に、それほど何度もチャンスがあるわけではないでしょうが、今のライオンズは外野手にこれといった選手がいない状況なので岸にもチャンスがあります。彼が好きなももクロの「走れ」が何度も西武ドームで聞けるような、活躍を期待しています。