今日のなでしこジャパン決勝トーナメント1回戦、ノルウェー戦は3-1で日本の勝利に終わりました。ここからは負けると終わりの決勝トーナメントということで、ノルウェーは日本をかなり警戒しており、自陣に5バックと4枚のMFを下げて、日本の自陣でのパス回しは放置してきました。スペイン戦で威力を発揮した、日本のカウンターを出させない狙いでしょう。
これに対する日本の策は、サイドに出してから逆サイドに振るという手でした。特にこの日は左アウトサイドの遠藤がクロスを上げる側になっており、逆サイドの写真の清水梨紗選手が受けることでチャンスをうかがいました。その形が先制点となった相手7番のオウンゴールで、足でクリアしようとしたボールがシュートのようになってしまったノルウェーのミスでした。
それでも、ノルウェーは高さとパワーのサッカーで、1995年女子W杯を優勝した強豪です。少し攻勢の時間を作ってからのクロスを、11番が頭で合わせ、これが強烈なシュートとなって同点に追いつきます。この試合のノルウェーはこれが初のシュートで、こういう高さとパワーを前面に出される展開になると、高さで劣る日本は苦しくなる予感もしました。
日本の勝利を確信できたのは、後半頭にノルウェーのDFラインの裏を狙う攻めができたことです。ノルウェーDFがクリアしてもセカンドボールを拾えて連続攻撃ができたことが、長谷川のポストプレーを相手がクリアしたボールを清水が拾って決めた2点目につながりました。長谷川のフィジカルはノルウェー相手に脅威となっており、ここでボールを持てることで日本優位は確実なゲームになりました。
ノルウェーも思い切ってDFを下げてFWを投入し、前に人数をかける攻めで圧力を強めようとしましたが、その隙を突いて日本が得意とするカウンターが機能して、今大会絶好調のFW宮沢が3点目を決めたことで、この試合は決定的になりました。最後はノルウェーが、ロングボールを次々と日本ゴール前に入れてくるパワープレーを見せましたが、DF熊谷を中心に守り切った日本が3-1で勝利しました。
準々決勝の相手はアメリカ対スウェーデンの勝者と、次の相手はどちらが勝ち上がっても相当強い相手です。それでも、日本のサッカーは他の強豪とは少し毛色が違うので、それがうまく機能できれば期待できると思っています。
これに対する日本の策は、サイドに出してから逆サイドに振るという手でした。特にこの日は左アウトサイドの遠藤がクロスを上げる側になっており、逆サイドの写真の清水梨紗選手が受けることでチャンスをうかがいました。その形が先制点となった相手7番のオウンゴールで、足でクリアしようとしたボールがシュートのようになってしまったノルウェーのミスでした。
それでも、ノルウェーは高さとパワーのサッカーで、1995年女子W杯を優勝した強豪です。少し攻勢の時間を作ってからのクロスを、11番が頭で合わせ、これが強烈なシュートとなって同点に追いつきます。この試合のノルウェーはこれが初のシュートで、こういう高さとパワーを前面に出される展開になると、高さで劣る日本は苦しくなる予感もしました。
日本の勝利を確信できたのは、後半頭にノルウェーのDFラインの裏を狙う攻めができたことです。ノルウェーDFがクリアしてもセカンドボールを拾えて連続攻撃ができたことが、長谷川のポストプレーを相手がクリアしたボールを清水が拾って決めた2点目につながりました。長谷川のフィジカルはノルウェー相手に脅威となっており、ここでボールを持てることで日本優位は確実なゲームになりました。
ノルウェーも思い切ってDFを下げてFWを投入し、前に人数をかける攻めで圧力を強めようとしましたが、その隙を突いて日本が得意とするカウンターが機能して、今大会絶好調のFW宮沢が3点目を決めたことで、この試合は決定的になりました。最後はノルウェーが、ロングボールを次々と日本ゴール前に入れてくるパワープレーを見せましたが、DF熊谷を中心に守り切った日本が3-1で勝利しました。
準々決勝の相手はアメリカ対スウェーデンの勝者と、次の相手はどちらが勝ち上がっても相当強い相手です。それでも、日本のサッカーは他の強豪とは少し毛色が違うので、それがうまく機能できれば期待できると思っています。