雲に隠れて奥穂高岳を見ることは叶わなかった上高地旅行ですが、その下にある岳沢の残雪は見ることができました。今回は上高地に宿が取れず、4時間弱の上高地滞在だったので上流側は散歩できませんでしたが、今度はハイカーが行ける最も山らしい場所である、横尾までは行って、上高地に咲く高山植物をいろいろ見たいものですね。
先場所、写真の元前頭千代の国が現役を引退し、親方として角界に残ることが発表になっていました。千代の国といえば負傷が多かった印象で、幕内まで上がりながら2度も膝を痛めて幕下以下まで下がりながら、2度も幕内まで戻ってきた努力の人です。幕下で6戦全勝同士で、今の横綱照ノ富士と対戦し、勝って幕下優勝を決めたこともあります。
同期生は千代の国の土俵態度を絶賛しており、「常にどうすれば怪我を克服できるか考えて稽古をしていた」と証言しています。相撲ぶりは突き押しで、立ち合いで先手を取ることができれば上位相手にも取れた力士でした。残念なことに三役経験はないですが、幕下から幕内まで戻るには相当のエネルギーが必要と多くの親方が認めており、その困難な道を二度も達成したのはさすがです。
千代の国といえばイケメン関取でも知られます。人気はある力士でしたが、さいたま巡業に来た時には彼がトイレに行くために中座したのでサインをもらい損ねたのは残念でした。結婚は早く二人の子がいますが、デートすると力士なので目立ってしまいすぐにファンに囲まれてしまうと、奥さんは当時苦労した様子でした。
今回、引退を決めたのは、3度目の幕下陥落で、もう一度その困難な道に挑むのは無理と本人なりに感じたのでしょう。相撲はどうしても十両が守りにくい地位で、一場所何かの事情で休場したり大きく負け越せばすぐに幕下陥落です。完全にやり切った引退ではなかったでしょうが、親方として九重親方を支えて頑張って欲しいものです。
同期生は千代の国の土俵態度を絶賛しており、「常にどうすれば怪我を克服できるか考えて稽古をしていた」と証言しています。相撲ぶりは突き押しで、立ち合いで先手を取ることができれば上位相手にも取れた力士でした。残念なことに三役経験はないですが、幕下から幕内まで戻るには相当のエネルギーが必要と多くの親方が認めており、その困難な道を二度も達成したのはさすがです。
千代の国といえばイケメン関取でも知られます。人気はある力士でしたが、さいたま巡業に来た時には彼がトイレに行くために中座したのでサインをもらい損ねたのは残念でした。結婚は早く二人の子がいますが、デートすると力士なので目立ってしまいすぐにファンに囲まれてしまうと、奥さんは当時苦労した様子でした。
今回、引退を決めたのは、3度目の幕下陥落で、もう一度その困難な道に挑むのは無理と本人なりに感じたのでしょう。相撲はどうしても十両が守りにくい地位で、一場所何かの事情で休場したり大きく負け越せばすぐに幕下陥落です。完全にやり切った引退ではなかったでしょうが、親方として九重親方を支えて頑張って欲しいものです。