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女版小野伸二(宮間あや)

2015-07-04 11:10:00 | レディース
なでしこジャパンのイングランド戦は、帰宅後見るとして、穴埋めネタです。今のなでしこでは、澤は試合を落ち着かせるスーパーサブになっており、今のゲームメーカーは宮間あや選手です。宮間はなでしこではNo.1のテクニシャンで、左右両足でセットプレーを蹴れる優れた特徴を持っています。

宮間は150cm台と小柄な選手です。そのため、得意なポジションは中盤の前の方です。試合前の布陣図の説明では左のサイドハーフと書かれますが、ウイングのように縦に走るよりは、ゲームメーカーとして真ん中で持った方がいいプレーをします。

女子のサッカーは、GKの身体能力が男子とは差があるので、直接FKは大きなチャンスです。宮間はFKの名手なので「女俊輔」と呼ばれたこともありますが、プレースタイルは厳しいパスを出す中村俊輔より、味方を計算して出す小野伸二の方が似ています。

宮間は足元の技術がしっかりしているので、パスを出す前に一呼吸置けます。そこから、左右どちらの足でもいいパスが出せる優れた特徴を持っています。一度、皇后杯準決勝のNACK5スタジアムで見た当時の印象では、宮間に出せば一旦ボールが落ち着く印象でした。

宮間のゴールは多くがセットプレーです。なでしこの場合、意外にも澤がセットプレーを苦手にしているので、PKやFKは宮間が蹴ります。ロンドン五輪のカナダ戦で、宮間が珍しいヘディングシュートを決めていますが、相手の屈強なDFは怖かったようで、目を思わずつぶっていた写真が新聞に載っていました。

宮間は所属チームは岡山湯郷ベルです。湯郷は温泉町で、選手の中にはホテルのフロントに立っている選手もいますが、有名や宮間とGK福元の勤務先は「岡山県体育協会」でファンの前には出ない仕事です。それでも、湯郷は小さな町なので宮間は英雄で、多くのファンに囲まれることもあると聞きます。

今回大会は宮間はMVP候補で、また日本人のMVPが実現すれば奇跡的な快挙です。宮間選手の決勝での活躍を期待したいと思います。

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