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本田圭佑(野球)、オリックス移籍

2024-12-10 15:57:48 | 他スポーツ
昨日はプロ野球で出場機会が減ってきた中堅選手を対象に、各チームが一人選手を放出して、代わりに一人選手を獲得する「現役ドラフト」が行われました。西武ライオンズからは本田圭佑投手がオリックスに移籍し、代わりに平沢大河内野手がロッテから加入します。今日は本田圭佑の記憶を書きます。

本田圭佑は宮城県の東北学院大学からドラフト6位でライオンズに入団しています。サッカーの元日本代表の本田圭佑とは同姓同名で、本人は入寮や一軍昇格のときに「名前だけで話題にしてもらえる」とこの名前はお気に入りのようです。

1年目はほとんど一軍出場はなかったものの、オフを利用してプレーしていた豪州で何かを学んできたようで、2年目に先発ローテーションに入って6勝6敗と、一軍戦力としては合格点の数字を残します。

彼の投球は、二度ほど西武ドームで生で見ています。ストレートの球速は142kmほどで、今の150kmを超える剛腕が目白押しのプロ野球では遅い方になります。それでも、彼には明確な長所があります。それは、西武の投手陣で最もコントロールが良いことです。

彼の場合、3ボールになってもそれほど不安ではなく、そこからコントロールの良いストレートを投げ込んでフルカウントまではほぼ確実に持ち込めます。また、カーブとチェンジアップで緩急をつける投球術も完成度が高いです。

投手としての能力は高い彼ですが、ここ数年は中継ぎが主な出番になっていました。ここ数年で隅田、武内と即戦力の先発投手が加入したことで、30歳とベテランになってきた本田が先発ローテーションに入ることはライオンズではなさそうという判断で、現役ドラフトの対象にしたのでしょう。

オリックスではおそらく中継ぎでの期待でしょう。負け試合でも腐らずに投げられる心の強さは持っているので、敵として西武ドームのマウンドで見られることを期待したいです。

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