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後半の流れの悪さ(3/21山形対浦和)

2010-03-21 21:28:47 | 浦和レッズ
前半だけ見ていれば、大量点とはいかなくても、浦和の勝利を予感させる要素は十分でした。ボールのつながりが良くなっていますし、ポンテと柏木の連係も良く、先制点は珍しい細貝の左足クロスをエジミウソンがダイビングヘッドで叩き込んだ見事な形です。

予想通り山形はリトリートサッカーで来ました。浦和のパス回しを人数を掛けて消しに行くプランで、2トップ以外は全員引くという徹底した策でした。ただ、以前も気になったようにFWと中盤の距離が開いていて、このままだと浦和から点を取るのは厳しいと感じてはいました。

そんな考えが変わったのは、後半の立ち上がり10分の内容です。明らかに山形が仕掛ける様子を見せ、浦和も鈴木啓太の不調で何度かカウンターを食らう、まずい展開でした。これは2点目を狙いに行かないとまずいと、1失点はありうるという考えに変わりました。その通りセットプレーから宮沢に決められて、同点に追いつかれてしまいます。

山形の攻勢と言っても、特に変わったことをやった訳ではありません。いつものアーリークロスとカウンターですが、この単純な攻めに浦和の対応が後手に回りました。あまり手数をかけず、シンプルにロングボールを蹴りこんでくるサッカーを、ボランチの戻りが間に合わないという理由で浦和は苦手にしていますが、この日は特にそれが目につきました。

それでも、勝てるチャンスは浦和にもありました。最後は両チームとも中盤が間延びして、ノーガードの打ち合いに近い状況になりましたが、攻撃力は浦和の方が上だったため、浦和の方が決定機に近づくことはできました。ここで決勝点を入れられないのが、今季の浦和の苦戦を象徴しています。

この試合は相手が昨年15位の山形であることを考えると、アウェイでも勝ち点3を取っておきたい試合でした。引き分けという結果は非常に痛いです。特に、長谷川を負傷で欠くなど山形のチーム状態が良くなく、この状態の相手なら勝ち点3を計算していただけに、本当に残念な結果に終わりました。

サッカーマガジンには、「このメンバーでは中位が手一杯」と厳しいことを書かれていますが、それを覆す結果が欲しいです。救世主はいなそうなので、現有戦力で何とかするしかないのでしょうが。

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