Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

日本をフランスに導いた歌

2010-03-23 18:49:07 | ワールドサッカー
昨日、NHKで「家族で選ぶにっぽんの歌」という番組がありました。そのオープニングで流れた曲が、山本潤子の「翼をください」でした。この曲を聴くと、ウルトラスニッポンがフランスW杯を目指した日本代表の応援歌に選んだことを思い出します。

「おーおーニッポン、ニッポン、夢をかなえよう。おーおーニッポン、ニッポン、ニッポン、フランス行こうぜ、必ず。」というフレーズを翼をくださいのさびの部分の曲で歌うのですが、この曲を歌い始めたのは10月のホームのUAE戦からでした。

このフランスW杯予選は、本来マレーシア集中開催を主張していた日韓と、バーレーン集中開催を主張したサウジ、イランとの調整がつかず、急遽ホームアンドアウェイに変更になったため、一週間に一試合という強行日程のホームアンドアウェイの戦いでした。

ホームアンドアウェイの長丁場は、本来波乱が起きにくいとされ、終わってみると実力に合った順位に落ち着くことは、サポ歴も10年を過ぎればわかってきますが、当時Jリーグを代表抜きでやっていたこともあって、頭の中は完全に代表一色でした。

しかし、日本代表はアウェイのカザフスタン、ウズベキスタン遠征で2引き分けと結果を出せず、サポの間にも「これはまずい」という雰囲気が漂い始めたのがこのUAE戦でした。そんな雰囲気を変えたいと、ウルトラスニッポンは応援歌の一新に乗り出します。

しかし、このUAE戦は痛恨のFKからの失点で、引き分けてしまいます。この試合後の雰囲気は最悪で、私も誰もいなくなったピッチに向かってなにやら叫んだ記憶があります。サポが中継車に登ってパイプ椅子を投げる事件も起きています。

しかし、その歌の効果はアウェイの韓国戦の2-0の勝利で出ました。次のカザフスタン戦に勝てばプレーオフの2位確定という状況を迎えたことで、国立競技場の雰囲気は最高になりました。カザフスタンには5-1の圧勝で、最後のイランとのプレーオフに進出します。

その後は皆さんご存知の通り、岡野のVゴール勝ちです。今、香川(C大阪)が当時小学4年生だったことを考えると、時の流れは早いですが、たぶんこのフランスW杯予選のことは一生記憶に残ると思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大相撲春場所中盤戦 | トップ | 九州の思い出 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ワールドサッカー」カテゴリの最新記事