海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.107 書 遠山に日のあたりたる枯野かな

2007-01-11 | 


高浜虚子の句です。
この三日間、俳句を書いています。
年頭に、俳句を作ってみようと思い立ってから、
俳句の本を読んでいますが、自分で作るより、
やはり、書いてみたくなるのです。
自作の俳句を書くのは、遠い先になりそうですが、
それまで、気に入った句が時々登場するでしょう。

使い古しの筆で
32×43センチ 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日の明るさ (kaki)
2007-01-17 21:32:40
お久しぶりです。
高浜虚子の句、一句しか知りません。
これが二句め。
知る機会を増やせばいいのですが・・・。
ただ、二句とも日の明るさを感じさせてくれて
嬉しい。もう少し季節が進めば、
もっと嬉しく感じるかもしれません。

今年は暖冬ですけど。
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 (あす吉)
2007-01-19 22:00:17
今日、夕日が金色でした。

日が当たると
こころもはれて。

明日はきっと と 思えます。
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あす吉様 (kobottomo)
2007-01-19 23:44:15
夕日が金色でしたか。
僕は、今日の夕方、何をしていたのでしょう?
少なくとも、夕日は見ていませんね。
ゆとりがありませんね。
反省、反省。

明日は見ましょう。

この句の自分のいる側は暗いのだと思います。
遠くに望む山並みは日に映えて光り輝いている。
光の対象、遠い希望…。

確かに、明日は、きっと、ですね。
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kaki様 (kobottomo)
2007-01-19 23:52:04
高浜虚子の一番目の句は何ですか?
僕もあまり知りません。
虚子は初めて書きました。
この日、何かを感じたのでしょう。
一週間も前になるともう忘れてしまいます。
でも、字を見ていると思い出してきます。
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虚子の句 (kaki)
2007-01-20 22:36:52
「花の雨 強くなりつつ 明るさよ」

金沢市の料亭「太郎」に保存されています。
早春の頃詠まれてのではないかと。

>この句の自分のいる側は暗いのだと思います。
でしょうね。同じ絵が浮かびました。
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花の雨 (kobottomo)
2007-01-21 09:25:04
花の雨の句教えていただき、ありがとうございます。
この句は、ちょっと難しいですね。
俳句で花といえば桜。
桜の花に雨が降り注ぎ、強くなっているにもかかわらず
明るく感じたのでしょうか。
あるいは、降る雨に桜の花びらが地面に落ちて、明るくなったのでしょうか。
きっと、この料亭で花見をして作られた句でしょうね。
虚子の句はいろいろなものがあって、流石だと思います。
まだ、書いてはいませんが、好きな句があります。

春風や闘志抱きて丘に立つ

若々しい句です。
俳句は想像をいろいろと巡らす所が面白いです。
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