森の散歩道

四季の自然・野鳥・花・生き物など

室堂平で 獣の足跡

2009-11-08 | 立山
7日朝 日の出と感謝式

ミクリガ池


夕日に照らされた立山と右ブロッケン現象(自分の影が、霧に投影され影のまわりに色の付いた光の環が出来るもの)
見にくいですが、御来迎とも言われ、初めてのことでした。


雪の上を歩いた獣の足跡が、点々と続いているのが可愛らしかったです。

ウサギの足跡                           ライチョウの足跡

テンの足跡                              オコジョの足跡



トビ若が1羽 悠々と飛んでいました。高い所から何を狙っているのだろうか?






道路脇には、ポールが立てられ来春の除雪準備が完了していました。山小屋関係も閉められているところも多いです。
ケーブルと高原バスの運行は、11月30日で終了となるようです。

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黒部湖 アトリとツグミ

2009-11-07 | 立山
6日立山貫光主催の立山感謝の集いに参加して、ナチュラリスト同期会の方たちと黒部平~黒部湖まで歩きました。遊歩道にはブナの落ち葉が積り、歩くとふかふかしてとても気持が良かったです。お天気も良く、エネラルドグリーンの黒部湖が美しく見えました。渇水のためのダム放水があり、ダムの上に大きな虹がかかりました。
ブナの林で、アトリの群とツグミに会えました。ミソサザイ、シジュウカラ、エナガの声も聞こえました。

黒部平までは、トロリーバスとロープウエイを乗り継いで下ります。



黒部湖から見た立山の裏側                    遊覧船ガルべ



ツグミ


アトリが50羽以上、高い枝を伝って次々と飛んで行くのが見事でした。




夜はホテル立山で「2009ありがとう立山感謝の集いが」行われました。
翌朝の感謝式が終了後、室堂平から天狗平まで散策しながら歩きました。

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ホシガラス(立山は冬)

2009-11-01 | 立山
10月31日 よいお天気だったので、室堂平へ出かけました。(立山の標高3015m)
雪を被った白い立山と青空がミクリガ池に逆さに写って奇麗でした。
風で池の水面が少し波打っていたので、それが風景写真家の方たちには、期待はずれだったようです。





ホシガラスが、ハイマツの実を食べに来ていました。贅沢だなあといつも思います。
観光客が、近くを歩いても平気で食べています。

ホシガラス カラス科 生息地は高山か亜高山










雪の上に、ライチョウの足跡ようなものが続いていました。姿は見えませんでしたが。
冬は、雪の中にもぐっている方が暖かいです。


地獄谷の噴煙 
地獄谷へは来年の6月まで、立ち入り禁止になっています。雪が積ると立山も終盤です。


室堂平へ観光バスの団体さんが到着すると急に賑やかになり、聞こえて来るのは外国語ばかりです。
韓国の方のようでした。ホシガラスを撮っていたら、ぶつかりそうになり、謝ると「チャッカンマン」と返されましたので。
この後、バスで美女平まで下り、紅葉を見ながら周辺を散策しました。ブナやカエデの葉を落とし始めていましたが、十分楽しめました。
次回アップしたいと思います。

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室堂山展望と弥陀ヶ原湿原の紅葉

2009-10-05 | 立山
昨日の日曜日、お天気が良かったので、立山へ出かけました。
さすがに観光客が多く、下の駐車場もケーブルカーも満員でした。切符を買う時バスの方が早いと言われて、直行バスで行きました。1時間半待ちでした。

室堂山展望台まで登り、大パノラマを堪能しました。
五色ヶ原から続く高い山が薬師岳(2926m)です。


槍ヶ岳(3180m)が見えました。


カルデラも一望出来ました。 


ミヤマフキバッタは、羽根が退化しています。たくさんいました。


室堂山は、火山により形作られた山なので、黒い岩(安山岩)がごろごろしています。
左の山は浄土山で、地下から隆起した花崗岩が白く見えます。


歩道沿いに溶岩が冷えて固まった時、板状になった岩石があります。



午後から弥陀ヶ原湿原を訪れました。
紅葉したダケカンバと針葉樹のオオシラビソが奇麗でした。








錦の絨毯を敷き詰めたような、美しい紅葉に見とれていました。キャンバスに描いた絵のようでした。朝と昼の、寒暖の差が大きいほど、紅葉が美しくなると言われますね。長い冬が来る前に、精一杯装っているのでしょうか。早くも冬の足音が聞こえてくるようです。

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雷鳥と花をトリミング集め(立山続)

2009-09-28 | 立山
先週の立山の写真ですが、上4枚は、23日の夕方に撮った、別グループのライチョウです。
成鳥♂♀が5羽で一緒にいました。
これから、ライチョウの羽は、雪と同じ白色に変わります。足の爪先まで、防寒ブーツを履いたような、やわらかい羽毛がびっしりついています。植物の実をたくさん食べて厳冬期を乗り切ってほしいものです。
羽をふくらませて、暖かくしているので、メタボではありません。
他は、トリミングして並べました。










チングルマ紅葉

雨に濡れたイワオトギリソウ

チングルマ

霜の花

ヤマハハコ

剱岳

立山


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朝日と紅葉(立山)

2009-09-25 | 立山
7:00少し前、雄山からのご来光です。
3日目の24日、よいお天気でした。日の出の写真は、いまいちでしたが、朝日が射したチングルマの果穂が美しかったです。






西側に雲海


イワオトギリソウ


ハクサンボウフウの実


早朝、チングルマの葉に、薄らと霜が降りていました。


11:00頃
雷鳥沢の紅葉が美しいです。


地獄谷の噴煙


血の池 赤い色は酸化鉄の影響です。


山で見る朝日や夕日が幻想的です。美しい自然の中にいると、つい時間が過ぎるのも忘れてしまいそうになりました。

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ライチョウと紅葉

2009-09-24 | 立山
紅葉シーズン真っ盛りで、連休前半は立山のケーブルが3時間待ちと聞いて、解説当番初日の22日朝5時過ぎに家を出ました。その日のお天気は曇りで、ケーブルは前日ほどの混雑もなく、待たずに上がれました。
一日目は、雨の中の散策でしたが、ライチョウと紅葉を案内して、お客さんに楽しんでもらえました。





9羽も集まったライチョウを見るのは初めてでした。


♂成鳥
この日は、雷鳥研究会の方が、ライチョウの糞を採取して、病原菌がいないか調査をされていました。今の時期は、青い実を多く食べるので、ブルーベリー色の糞をしています。見せてもらいました。


立山 山頂は雲に隠れています。


ミクリガ池温泉と池


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立山の花

2009-09-09 | 立山
夏の間、室堂平へ訪れる機会がなかったので、お花の時期が終わってしまうかと心配でしたが、9月に入ってもたくさんのお花と出会えて嬉しかったです。撮った写真をアップしました。


タテヤマアザミ(キク科)


グンナイフウロ(フウロソウ科)


ミヤマシシウド(セリ科)


ミネウスユキソウ(キク科)


ヤマハハコ(キク科)


ワレモコウ(バラ科)


ヤチトリカブト(キンポウゲ科)


ミソガワソウ(シソ科)


ミヤマリンドウ(リンドウ科)


ミヤマセンキュウ(セリ科)


ウサギギク(キク科)とアサギマダラ

花が終わった後の、実が可愛くて奇麗でした。


アカバナ(アカバナ科)


ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)


ハクサンボウフウ(セリ科)


ツガザクラ(ツツジ科)


チングルマ(バラ科)


遊歩道で、いたち科の「オコジョ」の出迎えがありましたが、残念ながらカメラはリュックの中でした。
昨年7月に撮ったオコジョです。

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イワヒバリ カヤクグリ ウソ

2009-09-08 | 立山
高山で出会った鳥です。立山の続きをもう少し載せようと思います。


イワヒバリ イワヒバリ科 幼鳥ですね。




鋭そうな爪を持っていますが、岩の上の暮らしに適しているのでしょうか。
こっち見てくれたのかな?逆光だと補正が難しいです。他も証拠写真程度です。


カヤクグリの幼鳥ですね。イワヒバリ科
ホシガラスの食べ残した場所へ来て、啄んでいました。人がどやどや来ると、撮る暇もなく一瞬で逃げました。


ウソ♂ アトリ科 赤いよだれかけが目立っていました。
冬に里山で見かけた鳥と出会うと嬉しいです。


おかっぱ頭みたいです。

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ホシガラス

2009-09-07 | 立山
立山で、1時間ほどミクリガ池を散策して、ホシガラスと出会いました。今の時期は、熟したハイマツの種をよく食べに来ています。何処にでも出るので、ライチョウと間違えて写真を撮る観光客の方も多かったです。
ホシガラス カラス科


ホシガラスの行動パターン。 目の前なのに、ガスがかかっています。


ハイマツへ飛んで来て、


ぱたぱた!と飛ぶ姿勢をとりながら、


パクリ!とハイマツの実を銜えると同時に運んで行きます。上手です。


お気に入りの場所で、突いて種を食べています。
人の通りが多いので、鳥も落ち着かなくすぐに飛んで行ってしまいます。




ハイマツの実は2年で熟し、ホシガラスの好物です。


食べた後があちこちで残っていました。


遠くにミクリガ池


ミドリガ池

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