「青いビル」★★★ 6
~あらすじ~
壁を青く塗られた団地の住人が石をぶつけられた。警察に「犯人は一番下の階の右側の住人」と告発する投書が届くが、その部屋に住人はいなかった。
~感想~
トリックはとある雑学を元にした小さなものだが、投書の主を特定する過程がトリックへ、事件の解明へとつながる流れがうまい。
こうして読み返してみると最初からトリックは弱いのだが、この頃は見せ方が巧みでそれを感じさせなかったのだなと思う。
「呪いの面」★★★ 6
~あらすじ~
持ち主を呪い殺すと噂される能面。それぞれの理由からその面を求める人々が集まる中、作者の面打ちが密室で死んだ。
森羅は言う。「呪いは存在します。あの面には本当に死の呪いがかけられている」
~感想~
これも密室トリックはただの雑学レベル。しかし森羅が言う「呪い」の真意と事件の構図が見事で、佳作に引き上げられた。
少しずつ掘り下げられていく森羅のキャラも物語を牽引する力があり、シリーズの滑り出しは成功している。
あと余談だが作中の立樹の言動と表紙の絵が全く一致していなくて吹いた。
~あらすじ~
壁を青く塗られた団地の住人が石をぶつけられた。警察に「犯人は一番下の階の右側の住人」と告発する投書が届くが、その部屋に住人はいなかった。
~感想~
トリックはとある雑学を元にした小さなものだが、投書の主を特定する過程がトリックへ、事件の解明へとつながる流れがうまい。
こうして読み返してみると最初からトリックは弱いのだが、この頃は見せ方が巧みでそれを感じさせなかったのだなと思う。
「呪いの面」★★★ 6
~あらすじ~
持ち主を呪い殺すと噂される能面。それぞれの理由からその面を求める人々が集まる中、作者の面打ちが密室で死んだ。
森羅は言う。「呪いは存在します。あの面には本当に死の呪いがかけられている」
~感想~
これも密室トリックはただの雑学レベル。しかし森羅が言う「呪い」の真意と事件の構図が見事で、佳作に引き上げられた。
少しずつ掘り下げられていく森羅のキャラも物語を牽引する力があり、シリーズの滑り出しは成功している。
あと余談だが作中の立樹の言動と表紙の絵が全く一致していなくて吹いた。