小金沢ライブラリー

ミステリ感想以外はサイトへ移行しました

ミステリ感想-『殺意の集う夜』西澤保彦

1999年09月29日 | ミステリ感想
~あらすじ~
「嵐の山荘」に引き寄せられた怪奇な人々。
そこで万里が犯したドミノ殺人。だが同時に、万里の親友の園子も、何者かによって殺されていた。
園子を殺したのは、万里が殺した6人のうちの誰かのはず。
複雑にからみ合った殺意の糸を解き明かし、自分が犯した罪もその犯人に着せるべく、
万里の必死の推理が始まった。


~感想~
ただでさえ悪球の設定を、さらにここまでむちゃくちゃにしてしまうのだから、さすが。
結末ですべてをひっくり返され、きっちりと驚かされる怪作。


99.9.29
評価:★★★ 6
コメント