小金沢ライブラリー

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先月のNXT TAKE OVER -LONDON- #312

2016年01月13日 | 今週のNXT
アスカ ○-× エマ
(後ろ回し蹴り)

タイトル通り初のロンドンでの特番。#311はいつものように特番事前番組のため省略。
ロンドンでも人気絶大のアスカが高速のハンマーロックとエプロンから場外へのヒップアタックで先手を取るが、デイナ・ブルックの介入を機にエマが長時間にわたり攻め込む。
アスカは強烈な打撃を連発し反撃に転じるも仕留め切れず、逆にエマロックの体勢に入られる。だがそれをアンクルロックで切り返し必殺のアスカロックを狙うが、エマはレフェリーをコーナーにぶつけて阻止。(敗北フラグ1)
その隙にデイナが凶器を渡し(フラグ2)アスカはそれを奪うも蘇生したレフェリーに目撃され(フラグ3)警告を受ける。背後からエマが丸め込む(フラグ4)も2カウントで返し、すかさずアスカロックに固めタップさせるがデイナがレフェリーを引きつけ無効に(フラグ5)され、抗議するアスカを背後からエマは凶器で殴ろうとする(フラグ6)も振り向きざまの回し蹴りが一閃し、6本の敗北フラグをへし折りアスカが勝利した。


NXTタッグ王座戦
スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー ○-× エンツォ・アモーレ&コリン・キャサディ
(雪崩式フラップジャック+コードブリーカー)防衛成功

ワイルダーのクローズラインを鉄柱に自爆させ、エンツォ組が左腕を攻めるが、ドーソン組はエンツォを捕らえると左腕攻めをお返し。
ようやく交代するとビッグ・キャスが暴れ回るが負傷明けの左膝を突かれ、ワイルダーに裏膝十字で固められる。
自力でロープに逃れると逆襲に転じ、エンツォのスプラッシュでワイルダーを押しつぶすが、ドーソンのカットが間に合うと、トップロープ上のエンツォを捕らえ雪崩式の必殺ツープラトンでベルトを守った。
終盤の一進一退の攻防は見応えがあった。


アポロ・クルーズ ×-◯ バロン・コービン
(エンド・オブ・デイズ)

序盤、コーナーで飛び上がったクルーズを場外の鉄階段へ落下させ、コービンが一方的に攻め続ける。
パワーボムの体勢から抜け出しクルーズは反撃に移るが、スタンディングムーンサルトを返され、最近の必殺技にしているブルーサンダーボムもロープをつかんでこらえられると、必殺技で沈められ初敗北を喫した。


NXT女子王座戦
ベイリー ○-× ナイア・ジャックス
(ギロチンチョーク)防衛成功

好感度ゼロのエヴァ・マリーを連れてくることのデメリットに気づいたのかナイアは一人で入場。圧倒的な体格差でダウンすら容易に許さず、ベイリーにほとんど何もさせない。
しかし不屈のベイリーはサモアンドロップ3連発からのレッグドロップ、ギロチンエースクラッシャーからのレッグドロップ3連発を返し、スーパープレックスを狙ったナイアの首をギロチンチョークで捕獲。
スパインバスターで投げ捨てられるも不用意に近づいたところに再度ギロチンチョーク。これもスパインバスターで剥がされるが、学習能力の無いナイアはまたも無防備に近づいたところをギロチンチョークで固められあえなくタップした。
いくらなんでも脳筋すぎるだろナイア。


NXT王座戦
フィン・ベイラー ○-× サモア・ジョー
(クー・デ・グラ)防衛成功

念入りなボディペイントにシルクハットをかぶったフィンはホラー演出でノリノリで登場。背中にはビッグベンと怪人が描かれている。
フィンは場外で鉄階段へのジョン・ウーからクー・デ・グラで早期決着を狙うが、ジョーはそれをかわしスパインバスターで場外マットへ叩きつける。
そこからはジョーの独壇場と言っていい内容で、驚異的なスピードで多彩な技を次々と決める。
たっぷり7~8分はなすすべもなく猛攻を受けていたフィンはDDTから反撃に転じ、背中にクー・デ・グラも突き刺すがカウントは2まで。
ジョーもペースを握らせず重く早い一撃を返し、コキーナクラッチに入ろうとするが脱出したフィンは胸にフットスタンプを返す。
最後はジョン・ウー3連発でなぎ倒し、なおも蘇生しマッスルバスターを狙うジョーを逆水平チョップで落とした所に必殺技を浴びせ、フィンが辛くも勝利した。

ベルトこそ移動しなかったがクルーズ、ナイア、ジョーとここまで無敗の3人が揃って初黒星を喫する激しい内容だった。

なおWWEネットワークの日本対応によりこれが最後の放送となるが、そのお知らせは一切なかった。
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