ニッカウヰスキー宮城狭蒸留所でウイスキーブレンド体験、後編!
テーブルの上には、『ウイスキーの仕込み水と同じ水』、『ピペット』、『ブレンドしたけど失敗して飲まないヤツを捨てるピッチャー』、『テイスティンググラス』、『5種類の原酒』・・・。
『20mlメスシリンダー』、『200mlメスシリンダー』、『三角フラスコと漏斗』、『コーヒーの粉が入ったプラカップ』、『ブレンディングノート』、『ブレンドしたウイスキーを詰めるボトル2本』、『持ち帰り用の箱と袋』が準備されています。
コーヒーの粉は、ウイスキーの香りを嗅ぎ疲れた時の鼻休めだそうです。
テイスティングノートの内容・・・読めるかな?
持ち帰り用のボトル容量は180ml。
2種類のブレンドを持ち帰れるよ。
ラベルは自分で記入します。
前編で各原酒の特徴はつかみました。
ん?どうやって特徴をつかんだのかって?
もちろんこうやって・・・。
ブレンド、やってみよう!!
まずは決められた比率でブレンドサンプルを作ってみます。
各原酒にスポイトを挿しておきます。
スポイトは1本1原酒。
他の原酒のボトルに挿さないように注意!!
これ、ブレンドサンプルの作り方です。
20mlメスシリンダーでブレンドの練習だ。
慣れないと規定量を採取するのが難しかったりする。
足りなければ足せばいいけど、入れ過ぎると失敗だなあ。
そこそこの緊張感。
ここで緊張しながらやらないと、全ての出来上がりが緊張感のない適当なものになっちゃうかもしれないぞ!
ブレンドしたウイスキーをテイスティンググラスに移します。
で、先程の表の通り3種類作りました!
ブレンドサンプル完成~☆
これを全部飲んでしまうと60mlのウイスキーを飲むことになってしまうので、テイスティングだけにして捨ててしまいます。
もったいないけど、飲み過ぎると本番に響く!!
だってさ、原酒のアルコール度数は55%もあるんだよ。
グラスの番号をテイスティングノートに書いておけば「どれがどれだったっけ?」ってならないぞ。
さて、本番前に休憩。
3時間の長丁場だからね。
会場の雰囲気はこんな感じです。
休憩で大勢いなくなってるけど、実際は満席(定員12名)です。
さあ!
マイブレンド(本番)の始まりだ!
これ、「例」です。
これがマイブレンドのやり方。
自分だけのブレンデッドウイスキーを作るのだっ!!
さっきの20mlメスシリンダーを使った量で、気に入ったブレンドを発見するのに約30分掛かりました。
ってか、30分で何とかしました。
時間・・・足りないね・・・。
で、気に入ったブレンドを20mlメスシリンダーで作ったのと同じ比率で、200mlメスシリンダーで作ります。
1本目は『シェリー&スイート』をメインに。
2本目は『ピーティ&ソルティ』をメインに。
ここで内緒話。
各原酒をテイスティングした時にカフェグレーン『ウッディ&メロウ』は気に入らなかったので、ブレンドには一切使っていません。
なので、私がブレンドしたものはブレンデッドウイスキーではなくてブレンデッドモルトウイスキーです♬
ブレンドしたウイスキーを漏斗で180mlボトルに詰めます。
ここで、なぜ三角フラスコにブレンドしたウイスキーが入ってるのかと言うと・・・5:5:4:1みたいな比率にすると200mlを超えちゃうので、三角フラスコでないと入りきらないんですよ。
ついに自分だけのブレンドができました!
ブレンド比率はテイスティングノートに書いておきます。
ボトルに詰めたらしっかり栓を閉めます。
あ、中身はハイアルコールなのでピタピタに入れちゃダメ。
ちょっと余裕を空けておかないと内圧が上がって漏れるよ。
栓を閉めたら市販品のようにフィルムを巻いてもらいます。
フィルムを被せてヒートガン(ドライヤーの熱いヤツ)で熱してキュッて締めるのね。
そして自分が書いたラベルを貼って、できあがりだっ!!
ひとつはシェリー感が強くて飲みやすく深い味わい。
もうひとつはピート感が強く後味が甘い、ガツンとした味わい。
ブレンドに使えた時間は短時間だったけど、何とか好みの味に仕上がりました♬
あとは箱に詰めて・・・。
お持ち帰り。
最高のお土産だなっ☆☆☆
最後に重要情報!
これ、大切!
テストに出るよ!
オススメ体験ですよ!
ウイスキー好きにはたまらないイベントだっ♬
女性参加者と男性参加者、ほぼ同数でした。
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