今月17日、安倍内閣は国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画を閣議決定したが、中国国防省の報道官は、「断固たる反対」と表明したらしい。
その理由が、閣議決定された3つは共通して「中国の脅威」を宣伝しており、地域の緊張を誇張するものだとして強い批判を行っている様だ。
安倍内閣が閣議決定した国家安全保障戦略などを、中国は地域の緊張を誇張すると批判するが、全くの的外れじゃないか。
東アジア地域の緊張を高めているのは中国の急速な軍事強化であり、南シナ海だけでは無く東シナ海でも戦略を意識させる行動を行っている。
この事に、日本だけでは無い、ASEAN諸国なども強く批判し、軍事面でも対応しようとしているのではないか。
日本が行おうとしているのは、中国が行おうとしているだろう他国への侵略を計画しての物では無い。中国の軍備増強による侵略から日本国、国民の安全を守ろうとする事を目的に作られた物であり、中国にとっては日本の軍備増強は望ましく無いと意識するのかもしれないが、中国からの侵略や軍部増強の脅威を強く意識させられる諸国などは、中国とは逆の意識を持っている可能性が高いだろう。
朝鮮半島の連中は別なのかもしれないが。
また、報道官は「日本は『専守防衛政策の堅持』を主張しながら『積極的平和主義』として武器輸出三原則の見直しを打ち出したり、武力強化を図ったりしている」とし、「アジアの隣国と国際社会の強い懸念を引き起こしている」と発言しているらしい。
だが、日本の軍備増強はあくまでも日本国を守るを目的とする事に間違い無いが、中国の目的は侵略である事は間違い無いだろう。故に、大型空母を持つ様になり、海軍の行動範囲を大きく広げているし、新たなミサイル開発も行っている。
他国からの攻撃からの防衛が目的では無く、他国への攻撃を目的として開発と増強しているのではないか。
アジアだけでは無く、国際社会にまで強い懸念を引き起こしているのは中国だろう。軍事力では世界でトップであるアメリカでさえ、中国の軍備増強に過敏となっている事は明らかだ。
故に、日本も含む中国の近隣のアジア諸国は中国の軍事力の脅威を強く意識させられる様になっている。
また、報道官は「深く歴史を反省し、平和発展の道を歩むという約束を厳守するとともに、実際の行動でアジア隣国との関係を改善し、地域の平和・安定維持のため建設的な役割を発揮する」とも発言しているらしい。
更には、激しい怒りを感じさせられるが、日本には「自由や民主、人権、法治、世界平和への貢献を語る資格は無い」ともぬかした様だ。
ふざけるなと思えてならん。民主国家でもなければ国民人権も認めようとせず、侵略を平然と行おうと企む中国にこそ、自由、民主、人権、法治、世界平和を語る資格など一切無い。
アジア隣国との関係を改善も求めているが、朝鮮半島や中国以外とのアジア諸国とは非常に良い関係となっているのではないか。
更に、地域の平和・安定維持の為の役割を発揮する責を持っているのは中国だろう。東・東南アジアの平和・安定維持を壊そうとしているのは中国なのだから。
まして、単純に歴史の反省を要求する事は韓国と同じで腐った国だと思えてならないが。
中国こそ、急速な軍備増強と他国への侵略行為を示す行動を完全中断すれば、平和・安定維持が保たれる様になるんじゃないか。その地域の平和・安定維持を日本に要求する事は、中国が行っている事の隠蔽行為であり、自分達が行っている事を全く認めようとはせず、日本に転化しようとしている。
その為に自国の行っている行為の意味を全く認めず、自国防衛のための軍備増強が地域の平和・安定維持を壊そうとしていると批判する。中国には、東・東南アジアの平和と安定の必要を全く意識せず、他国への侵略を策略した増強を行っていると自ら明かしている事になるんじゃないのか。
何よりも、日本の政策を単に批判するのでは無く、変更を要求する行為は完全な内政干渉だ。その様な事を行おうと、何ら罪悪感など持たない。韓国と同じで、どこまでも腐った国だ。
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