第432話.半沢直樹総理待望論

2020-08-10 23:38:43 | ★改善・変更の要る仕組み 仕来り 風潮 法律
湖畔人です。

半沢直樹が将来有望な後継者とも言える若手に対し、戦うには信念がぶれない事が大事だ、と語るシーンがありましたね。そこで半沢は、彼の組織や世の中のあるべき姿に関する彼の信念を吐露するシーンがあって、そこで彼は、このような事を言っていました。
  1. 正しい事を正しいと言える組織である事、(逆に言えば間違っている事を間違っていると言える組織)
  2. そこの組織の常識と世間の常識が合っている事、
  3. ひたむきで誠実に働いている者がキチンと評価される組織である事、
それら三つが大事だと言います。

これらは簡単そうに聞こえますが、実は皆あまり出来ていない点だとも言い、本来、あらゆる仕事は客の為、ひいては世の為にするのが大前提で、そこを外すと段々と問題が起き始める。段々とその行動の動機が、自分の為、自分の出世や欲を満たす為だけに段々なり下がっていくようになる。そうなると、その仕事は内向きで卑屈で醜く歪んだものとなり、次第にそれが腐敗を生み、組織を腐らせ、腐った組織が世をも腐らせて行く事になる、と半沢はそのような主旨の事を言います。だから、そうならないように、まずは自分自身に上記三つを言い聞かせ、自分がそれに見合う存在であるかどうかを日々点検し、姿勢を正し、常に自分の属する組織が上記3つを満たせているかどうかを注視するようにし、仮にそれにそぐわないような動きが周辺に見受けられれば、己を護るために静かにしているのではなくて、声を上げ、指摘をし、変えて行くようにする事が大事。だからそれには勇気が必要で、弱気や自己保身に捕らわれてはならない。だから最初の敵は自分自身の弱気とその自己保身。勝敗は時の運だが、しかし最後まで後悔せぬよう、自分自身に後で失望しないように、戦う姿勢を保ち続ける事が大切。結果がどうであれ常に前を向いて自分は公の幸福の為に逃げずに戦った、と思えることが大事。自分に嘘を付くのが一番良くない。だから勇気をもって戦えよ、と言った主旨の事を半沢直樹は言わんとしていたかのように見えました。

皆、耳が痛いですね。

一番、政府、マスコミ、財界の皆様が耳が痛いのでしょうかね?桜を見る会とか、血税を自分達の票の確保の為に使うズルい買収、保守とか言いつつ反日プロパガンダの中国におもね、ウィグルや香港での人権弾圧に目をつむり、習近平をいまだ国賓で呼ばんとするその体たらく。その背景には票田である財界の意向が色濃く反映しているのでしょう。コスト競争力確保の為に中国での生産が不可欠な日本の財界メジャー達は中国なしでは生きていけぬ構造にあり、その財界メジャー達の広告費で飯を食うテレビ他日本のマスコミ達は正義より財界におもねてばかり。この三つが多分諸悪の根源で、それに与党のパートナーとその支持母体が中韓大好きと来る。左翼も中韓推しは共通していて、正論がまかり通らない構図が出来上がって来てしまっている。コロナとトランプ政権と天(天変地異)がこの構図にヒビを入れる可能性があるけど、では一体日本人自身は、隣国の抱える問題や人権弾圧に嘆き悲しむ方々を見てみぬふりをして、自己保存の為に、自分の利益の為に、現状維持の為に彼らの惨状に対し助けの手を差し伸べずにホントにこのまま何もしないつもりか?と言う点が問題なのです。それではアジア解放の為に死んで行った先祖の皆様に顔向けが出来ないだろう?と言っているのです。ここは国民の側のアクションが要りますね。我々国民が声を上げねばならない場面なのです。

もし、今、半沢直樹が政界にいれば、日本とその周辺国が抱える諸問題に対し黙っていないでしょうね。霞ヶ関にいるまともな方々に声を掛けて、味方につけ、年金の嘘から、天下りから、あらゆる歴代の不正を表に出し、嘗てうまい思いをして来た悪徳政治家や悪徳官僚達を拘置所送りにするでしょうね。規制も撤廃し、消費税も下げ、経済を復興させるでしょう。経産省も推奨しているようだが、中国の生産機能を国内に戻すように補助をするでしょう。自助努力と起業を推奨し、そうした方々を支援する再生教育機関と金融機関を多数設置しきら星の如く小いさな会社が多数生まれ、皆必死に働き稼ぎ輝く世の中が出来てくるでしょう。生涯現役も推奨しお年寄りが生き生きと働く社会を作るでしょう。エネルギーから食材から素材まで技術革新で完全地産地消化を目指すでしょう。政府はその舞台装置を作る裏方として研究開発支援や道路など交通インフラの拡充や防災対策を実施しより安心で便利で早いスピードで経済が動く仕組みを推奨し、富を演出するでしょうね。そして我が街こそ日本一と我が街自慢運動を盛り上げ、日本全国で特色のある地方自治を誕生させ、気付けば日本の自治体のレベルが相当上がり、日本各地で特徴のある地場産業が育成され、インフラの面でも防災の面でもIT環境の面でも格段にレベルが上がり、エネルギー的にも食料や素材の面でも自己完結した、継続可能で活発な社会インフラが出来上がり、いずれその社会インフラ自体が日本の主要輸出品となって行く事でしょうね。

9条他憲法を改正し軍事強化をし、アジアへの責任を問い、軍事と言う国家の存亡にかかわるマターに地方自治の長が口を挟む今の風潮を変え、嘘の歴史観を刷り込んできた反日国やユネスコなど国連機関にも容赦はしないでしょう。全員日本に連れて来て謝罪を強要するでしょうね。半沢は、必ず公衆の面前で謝罪をさせるはずです。先日も子会社在籍時に親会社に情報をリークし子会社を窮地に追い込んだかつての仲間をわざわざ子会社に連れて来て謝罪をさせていましたからね。自分はあそこまでは出来ません。正直。でも彼ならやりますね。
国会に韓国や中国の歴代の総書記や首相や閣僚を呼び、ユネスコの関係者も呼び、嘘の歴史のプロパガンダを国会でも謝罪させ、皇居に向かってもお詫びいただく。記者会見で国民にも詫びさせる。慰安婦のオバサン達や徴用工の関係者にも自費で日本に来て貰って嘘を詫びさせる。北はアメリカに面倒を見て頂く。日韓合意はゴミと言い放ち合意書を破り捨てる。竹島の軍事施設の撤去を依頼し、時間が来てもなにもしないなら破壊し国交を断絶する。特別永住外国人制度も止める。戦争終了時、日本の政府都合で日本に徴用された方々は200名弱と言われています。確かにその方々は、徴用対象ですが、他の数十万人の在日韓国朝鮮人の方々は自己都合で来日されたはず。別に日本の政府の都合で無理矢理呼んだわけではない。だから、他国からの滞在者同様にVISAの取得での滞在に切り替える。帰化かVISAでの滞在か、どっちかにしていただく。日本に帰化するなら、旧母国とも戦争になっても日本の為に戦えるかを問うて無理なら帰化は認めない事とする。帰化済の方も同様の審査を再度受けて頂く。日本人として戦える方々には帰化して頂く。ただ、基本中韓など反日国からの移民は制限する。台湾人、香港人、ウィグル人は別、大歓迎をする。政府内の反日と言う敵も炙り出し追い出す。尖閣も警告しても領海侵犯を続ければ監視船を撃沈すると警告し、実際に撃沈する。
教育も変える。自虐史観の教育を改革し、幕末から第二次大戦時の当時の欧米列強による世界の植民地支配の時代に終止符を打った偉大なる先達達の願いとその失敗を語り、あの時もしどうしていたらより被害を小さくしつつ且つ欧米の植民地支配を打破出来たであろうかと言う検証をするようにする。同盟国アメリカにも核使用を含め嘗ての過ちは認めるよう促す。街の神社や仏閣に手を合わせ、神々や先祖霊など目に見えない霊的存在が常に見ている事への意識付けと、それら霊的存在への感謝と、彼等に対し恥ずかしくない生き方をするよう推奨する。親や目上の方々を敬い、嘘や盗みやいじめや暴力等不正を許さず声を上げ戦う正義感の大切さを教える。より清潔でより安全な街を作るよう町の皆で参加する形を推奨する。何より霊的人生観を教える。人が神の子であり、この世での経験を通してより神近き器の大きな人間になるべく転生の中何度も生まれ変わり、その中で体験する葛藤を通して成長が期待されている存在であり、辛さも成長の証と頑張るべきと教え、また人類全体が一人残らず皆神の子であり皆兄弟であり共に仲良くすることが求められており、悪さをすればカルマの法則からは逃れられずいずれその報いを受ける事になるのだから、悪しき行為は減らし良き事のみをせんと教える。また国籍も性別も人種も転生輪廻の過程の中で変わる事も多いので多様性を尊び違いを許容し争いを極力避けるようにすべきである、と教える。そして、その霊的人生観からすると唯物論も共産主義も本来の世界の見方から大きく外れており、大変危険である事を伝え、共産主義国に粛清が多い理由もその唯物論にある旨を教える。そうした教育を実施し国民の幸福感が高まれば、その思想も世界に自動的に広まって行く事でしょうね。そして半沢の銅像が世界中に立つ事になるでしょうね。

ドラマの主人公が国政に進出するなんて絵空事のように感じるかもしれませんが、それをやっている国がありますね。ウクライナです。ウクライナの現大統領は、ウォロディミル・ゼレンスキーと言う方で、彼は俳優出身ですね。賄賂だらけで腐敗した政治に辟易した国民の鬱憤を晴らすドラマ、『国民のしもべ』で人気を博した方です。そのドラマでは、平凡な高校教師が大統領となり、政治の腐敗と戦い政治を国民の手に返すというもののようです。どうせ政治家に任せたって腐敗政治を続けるだけだからドラマだけじゃなくて現実もついでに任しちゃえばイイじゃんって話になったらしく圧倒的な得票率で本当に大統領になってしまったのがゼレンスキーさんです。彼はプーチンさんともトランプさんともうまくやっていますね。

だから半沢総理もなくはないのです。あのレーガン氏も元俳優ですしね。全然良いのでは?と思いますがね。要検討ですね。

それでは、また。

湖畔人

第431話.ドラマドラマドラマ 半沢と麒麟 鹿島繋がり

2020-08-10 16:08:09 | 気になったテレビ番組
湖畔人です。

お盆休みですが、早めに仕事を片付けて、ゆっくりお盆休みを味わおうと思いきや、思いの他、仕事のボリュームが多くて区切りが付かず困っている所なのですが、ただ、幾つかのドラマはそんな煮え切らない日常に区切りをつけてくれる程のインパクトを我々に与えてくれますね。

まず、半沢直樹です。怒涛のセントラル証券の章は終わってしまいましたが、逆転に次ぐ逆転劇で息をつく暇もない位の展開でして、こんなに最初から飛ばしてこの後本当に大丈夫なのか?と心配する位のフルスロットル具合でしたが、そんな激動の中でも真理とも言える言葉が半沢の口を通して幾度となく語られ大切なメッセージもしっかり視聴者に伝えると言う見事な構成になっています。この後は国が相手のようですがホント楽しみですね。でもこのセントラル証券の章では賀来賢人さんや今田美桜さん他、将来有望な若手俳優の熱演が見られてとても良かったですね。

次に“麒麟が来る”ですが、月末の再開に向けてダイジェスト版を数回に分けて放映しているようです。で、週末その一回目をやっていたのですが、改めて見ると、まぁイイですね。麒麟。緑鮮やかな野原や田畑も、朝焼けの海原も、美しい白い着物を着た帰蝶の立つ背景の日本庭園も、武将や町民達の衣装も皆とっても鮮やかで豊かな色彩です。こんなにカラフルな大河があったのか?と言う程のカラフルさです。4Kの威力なのでしょうか。美しいですね。自分は綺麗な色彩を見るだけで幸福感が倍増するたちなので、このドラマは見ているだけ幸せになります。自分の敵は分厚いグレーの曇り空です。僅かでも雲間から青空や夕日のパステル色がちょっとでも見られれば、ただそれだけで自分は幸せな気分になれるのです。また長谷川博己さん、凛々しいですね。正義感の強い、真っすぐなサムライらしいサムライとして描かれていますね。流石、鈴木京香さんが認めるだけのお方ですね。そしてこの長谷川さん演じる光秀は大変なモテ具合で、光秀が仕える斎藤道三の娘、川口春奈さん演じる帰蝶も、京都の医者のアシスタントの門脇麦さん演じる駒も、光秀が大好きで仕方がないのですが、光秀の幸せを願って、公の幸せを願って自分の気持ちを抑えて身を引くのです。こうした好きな人の為に自分の好きを抑える悲しみは人生の至る所で見うけられますが、何とも言えないものですね。こうしたものはね。何とも言えません。こうした好きな人の幸せの為に自分の好きを隠す人達の歌特集も後でやりたいと思っています。それにしても川口さんも門脇さんも素晴らしい演技ですね。見事な存在感です。

この麒麟ですが、本木さん演じる道三の”わしの仕事は戦をする事ではない、国を豊かにする事じゃ”と言う為政者としての民を思う気持ちを表すシーンがとても好きなのですが、あのシーンを見るとゲーテのファウストを思い出しますね。

あと気になったシーンは、光秀が細川藤孝と剣を交えるシーンです。そのいさかいを止めた将軍義輝が、光秀の太刀さばきを見て、鹿島の太刀ではないか?と言い、同門同士仲よくしなさい、と、たしなめるシーンが出て来るのですが、ホントかどうかは分かりませんが、両者とも塚原卜伝が始めた鹿島新當流の弟子筋と言う設定でしたね。光秀がそうだったとは聞いたことがないのですが、でもまぁ確かに足利義輝も細川藤孝も塚原卜伝の直弟子だったと言う記録が残っていますね。足利義輝は剣豪将軍と呼ばれ、反乱分子達に急襲されるも最後まで自ら槍や刀でもって応戦、奮闘し、最後は壮絶な死を遂げた勇猛な将軍であったと言われている方ですね。故・李登輝翁の魂との関係性も指摘されている勇気の方です。そうした鹿島の太刀ですが、塚原卜伝も実はドラマ化されていて、その主演をつとめていたのは半沢直樹を演じる堺雅人さんでしたね。また半沢とその仲間達も皆剣道つながりで、剣の道の人達、侍の魂を持つ人達として描かれているように見えます。どうもこの二つのドラマには侍の世界から霊流と言うか指導が入っているように見えるのです。あちらの霊界の侍の世界で、ドラマを通して、この国が嘗てどんな国であったのかを思い起こさせような動きがあるのかもしれません。この国は侍の国ですからね。侍とは義の為に命を捨てられる方々、と言う事ですね。今一番日本に欠けているのがそれであり、半沢たちが我々に訴え掛けている強いメッセージもそれの復活なのです。

日本人よ目を覚ませよ。侍の子孫よ、座して不正を許すのはもうやめよ。正義の為、声を上げて戦え!と言う声が聞こえて来るかのようです。

では。

湖畔人