第899話.初夏の湖畔模様 2023年5月

2023-05-06 09:01:25 | 花鳥風月
湖畔人です。

さて、久々に湖畔模様です。

この時期、冬場と違って湖自体は、モスグリーン?と言うのでしょうか?チョットくすんだ緑色で、それ自体はパッとしない色なのですが、

その分、空の青や、雲の白、土手の輝く青草の色や、新緑の木々の様々な緑が映えて、全体としてとても美しいパノラマが広がっているのです。
とても美しい。

この時期の新緑は、それはそれはこんなにも緑色に幅があるのか?と驚かされる多様さで、白っぽい黄緑、明る目の黄緑、黄緑、常緑の暗くて強い緑、と色んなバリエーションの緑が、自己主張しており、とても美しいのです。

風に揺れる土手の青草が日の光を浴びて輝く様は天国かと思える程です。
そして樹々の葉は、モコモコと茂り、まるでジブリの男鹿さんが描く森の様です。生命が輝いています。

湖畔ではご老人と老犬のコンビを度々見かけます。
互いに支え合い、励まし合ってる感があって何か見ていて微笑ましいのです。
お爺さんとヨボヨボしたワンちゃんもいれば、特に夕方に湖畔の土手の道で出遭うおばあちゃんと複数の猟犬のコンビは、かなり高い頻度で遭遇します。互いに認識し合っているので、すれ違いざまに互いに会釈をする仲です。心温まる瞬間です。

冬の美鳥タゲリが去ってもう2カ月ですが、
今は雉が慰めですね。

後は、我が家がある高台の団地から湖畔までの間には、里山の様なちょっとした急斜面があり、そこには大きな木や、小さな田畑があるのですが、鳥の美声が響きやすい環境でして、そこで美声を響かせているのがイソヒヨドリなのです。

嘗ては、その美声をオオルリだとばかり思っていたのですが、ネットで鳥の鳴き声を聴く限り、どうもイソヒヨドリのようです。

このイソヒヨドリ、最寄りの駅周辺のマンション街でも美声を響かせており、
人間への警戒心が無いのか、凄く駅の近くまで降りて来ては、高くて強い美声を轟かせていた事もあります。見た目はヒヨドリそのものですが、背中が青く、お腹が赤い、かなり見た目も美しい鳥です。

タゲリロスの心の隙間を埋めてくれるありがたい存在です。
では。

湖畔人


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