ウクライナは近く落ち着くだろうとは思っているけれど、それにしてもメディアというか、マスコミというか、ジャーナリズムというか、ネツトメディアというか、当事国ではない日本のメディアの発信する情報がここまで劣化しているかと思うと、ちょっとげんなりしてくる。ここまでくると、意図的としか考えられないが、洞察力の欠如にはひどいものがあると思う。おかしいと思わないのだろうか。どこかのスポンサーが大金はたいてばらまき、どこかの大国の意向に合わせて同じことを言わせているとしか思えないありさまだ。・・・・アゾフ大隊というナチス張りの準軍隊?があるというくらいは報道しているが、彼らが何をしているのか全く報道していないで、隊長らしき人物の聞いていられないようなコメントを報道したりしている。ちょっとネット検索すれば彼らが何をしているのかはわかりそうなものだけれど。2014年のオデッサの虐殺でも大活躍したウクライナ“一般民衆”の活躍ぶりとか、ここ8年ほどのウクライナの動き位チェックしてみてください、というところだ。2021年11月ころからバイデンさんが具体的に行動を起こしていたようだけれど、その意を受けたか受けないか、ゼレンスキーさんもウクライナ保安庁(SBU)とナチス張りの準軍隊集団を使用して「民族浄化」の名のもとに親ロシア派の徹底的な粛清(虐殺ということか?)を準備して東部侵攻(国内なので侵攻は言わないか?)に着手する直前のことだったらしい。何がって、ロシアによるウクライナ侵攻が。それが2022年2月24日のことだったのではないだろうか。
何でこんなにまでして戦争したがっているのか。・・・・1992年2月(ソ連邦崩壊のちょい後)アメリカ国防総省でウォルフォウィッツドクトリンという秘密文書?を作成している。秘密といってもニューヨークタイムズあたりで詳細を報道しているので一般に知られていることでもある。わかりやすく言えば「世界制覇計画」のようなものらしい。1992年3月8日のニューヨークタイムズでこんな文面が見られる。「その機密文書は、その地位が建設的な行動と十分な軍事力によって永続することができる1つの超大国によって支配された世界のためのケースを作り、どの様な国あるいは国のグループもアメリカの優位性に挑戦することを抑止する。」だとか、「世界秩序は、最終的に米国に支えられているという認識」だとか、「我々は国家主義ロシアでの民族主義者の反発や、ウクライナ、ベラルーシ、そしておそらく他の新たに独立した共和国をロシアに再び組み込むための取り組みから生じる、欧州の安定へのリスクを考慮するのを止めてはいけない」などなど。つまり、いってみれば、今回のウクライナ侵攻作戦はソ連邦崩壊のころから、一大国の果てしない野望というか「世界制覇妄想」の病魔に深く冒された“国家指針”に見られるように、すでに始まっていたと言えるのではないだろうか。(文責:吉田)
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