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またまたチャットGPTに聞きました。「米国はNATO脱退するのかな」???

2025-02-26 | 小日向白朗学会 情報
 ウクライナ支援でその凋落ぶりというか、結束の脆弱さというか、軍事力の劣化を世界に晒したNATOにアメリカは残り続けるのだろうか。アメリカが本気を出さない限りはNATOは張子の虎でしかない。そんな中で、AIに次の質問をしました。
「米国はNATOを脱退すると思いますか。」

ChatGPT:
現時点で、米国がNATO(北大西洋条約機構)から脱退するという兆候は見られません。NATOは、アメリカにとって長期的かつ重要な軍事同盟であり、特にヨーロッパとの安全保障において中心的な役割を果たしています。米国は、冷戦後もNATOを通じて国際的な影響力を維持し、同盟国との関係を強化してきました。
もちろん、米国国内で時折「アメリカ・ファースト」政策に基づく孤立主義的な声が上がることはありますが、NATOにおける米国の役割は、同盟国との協力や集団安全保障の枠組みの中で非常に重要です。特にロシアや中国の台頭を考えると、米国の安全保障にとってもNATOとの連携は大きな意味を持ち続けると考えられます。
政治的な変動や新たなリーダーシップが登場する中で、NATOに対するアメリカのアプローチが変わる可能性はありますが、完全に脱退することは現実的ではないと考えられます。

あなた:
「けれど、NATOにいることは米国にとって負担にこそなれ、利益はないトランプは考えているのではないでしょうか。」

ChatGPT:
確かに、ドナルド・トランプ前大統領は、NATOに対する強い懐疑的な姿勢を示していました。彼は、NATO加盟国が防衛費の負担を十分に分担していないことを批判し、「アメリカ・ファースト」の方針を掲げて、米国が同盟国の防衛費に過度に依存していると主張していました。トランプは、米国がNATOの枠組み内でリーダーシップを取ることに負担を感じ、その負担を減らすために、加盟国がもっと支出を増やすべきだと強調していました。
また、トランプは、NATOが冷戦後の新しい時代に適応するべきだという立場も取っており、特にロシアの脅威が以前ほど直接的ではないと考えていた節もあります。こうした意見から、NATOから脱退することを公言することはなかったにせよ、トランプの政策は米国の同盟に対する姿勢を根本的に再評価するものでした。
とはいえ、実際にはトランプがNATOを完全に脱退させることはなかったですし、彼の任期中も米国はNATOに残り続けました。これは、米国の戦略的な利益や安全保障上の理由から、完全に脱退することが現実的ではないと感じられていたからだと考えられます。
バイデン政権においては、NATOとの協力が再強化され、同盟関係の重要性が再認識されています。将来的にトランプのような孤立主義的なアプローチを取る大統領が再び登場すれば、NATOへの姿勢は再び議論になるかもしれませんが、現時点では米国がNATOを脱退する可能性は低いと見られています。

あなた:
「NATOを米国が脱退すればNATOは張子の虎になるでしょう。せいぜい英国の核しか評価はできなくなるでしょうし、その核もプラットホームを欠いたリアリティがないものだという意見もあります。つまり、すでに軍事同盟を結ぶメリットは失していると云う事にはならないでしょうか。ロシアも北朝鮮も中国も外交で対応できるのが現状だと思われます。なのでNATOは米国にとって単なる負担でしかないでしょう。」

ChatGPT:
確かに、米国がNATOから脱退すれば、同盟としての力が大きく損なわれる可能性が高いです。米国はNATOにおいて最も強力な軍事力を持つ国であり、そのリーダーシップが同盟の中心です。米国が脱退すれば、NATOは「張子の虎」のような状態になり、軍事的な威力や影響力が大きく低下することは避けられないでしょう。
また、仰る通り、NATOにおける英国の核兵器の重要性もありますが、その核兵器も確かにプラットフォームの問題、すなわち実際に使用できる状況が限られているという現実があります。英国の核は、米国との密接な協力によって成り立っている部分が大きいのですが、NATO全体にとっては限られた影響力にとどまるのが現状です。特に、米国が不在となった場合、その影響力は極めて小さくなります。
一方で、ロシア、北朝鮮、中国に対して外交で対応できるという見方も理解できます。確かに、軍事的な対立を避け、外交的手段で解決しようという動きは強くなっており、特に新冷戦的な状況においては、軍事同盟を維持する必要性が薄れているという意見もあります。例えば、米国は経済制裁や貿易政策を通じて中国やロシアに圧力をかける一方で、軍事的な衝突を避ける戦略を取る場合も増えていると言えます。
とはいえ、NATOが単なる負担となっているかどうかについては議論の余地があるところです。NATOは冷戦後、東ヨーロッパやバルカン地域への拡大を通じて、ヨーロッパ全体の安定に寄与してきた側面もあり、米国がその中で果たす役割は依然として重要だとする意見もあります。米国の軍事力は、アメリカ本土を守るだけでなく、グローバルな安定にも寄与するという視点です。
しかし、現実的に見て、米国の政策が「アメリカ・ファースト」にシフトしていく中で、NATOのような国際的な同盟を維持するコストと利益のバランスを見直す声は増えており、もし米国がその方向に進むならば、NATOの役割は大きく変わる可能性が高いです。その場合、軍事同盟としての機能は確かに薄れ、NATOが再編成されるか、もしくは全体としてその重要性を失っていくかもしれません。
結局、米国にとってのNATOの価値は、現状では依然として国際的な影響力やヨーロッパの安定に寄与する点にあるものの、それが「単なる負担」に見えることも理解できます。
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まっ、どうなんでしょうか。ヨーロッパの凋落はすでに伝説化しているのかもしれませんが、リアリズムに徹するトランプさんはどう出るのでしょうか。結構以前のことですが、ナオミクラインの指摘したショックドクトリンはネオコンとともに掻き消えてしまい、盛者必衰の理を表している、と言えるのではないでしょうか。そんな旧来の方程式では世界はわがものにはなるわけがないでしょう。(文責:吉田)

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