
聖書のみことばは、出エジプト記 2-15章です。
「エジプト脱出」のおはなしです。
モーセという男の人は、イスラエル人でしたが、訳あって
エジプトの王様の家で育てられました。
当時エジプトではイスラエル人を奴隷にして、大変な仕事を
させていました。モーセはイスラエル人がエジプト人にいじめ
られているところを見ました。
怒ったモーセは、そのエジプト人を殺して砂の中に隠しました。
しかし、エジプトの王様にばれたので、モーセは逃げました。
その後、モーセは遠いところでひっそりと暮らしていました。
ある日、神様はモーセに語りかけました。
「神様の民であるイスラエル人をエジプトから連れ出せ。」
とモーセに命令したのです。
モーセは戸惑いましたが神様に従い、エジプトの王様にお願いしに行きました。
エジプトの王様は奴隷であるイスラエル人を連れて行かれるのは嫌でした。
モーセはエジプトの王様に反対されましたが、しつこく頑張りました。
そして、ついにイスラエル人をエジプトから連れ出す事が出来ました。
最後までエジプトの軍隊が追いかけて来たりしましたが、
モーセは神様の言う通りにし、神様の力で海の水を分けてできた
道を通ってイスラエル人たちをエジプトから脱出させました。
神様に従うということは、神様に従わない人と戦うことになったり、
嫌な役目をしなければならなかったり、辛いこともあります。
しかし、神様は信じる人々を天国に入れて下さいます。
恵みの方が圧倒的に大きいのです!それを忘れずにいましょう。