蒲田耕二の発言

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五輪裏金疑惑

2016-05-21 | スポーツ
舛添知事はもはや火だるま状態だねえ。公金ではゼイタク旅行しながら自腹を切るときはマクドナルドなどと、どうでもいいようなことまでほじくり返されている。紙媒体からテレビまで、あらゆるメディアが往年の2ちゃんねる、現在のツイッター・モード。ていうか、大昔の井戸端会議状態。

舛添が触法スレスレのセコいやり方で豪遊し、蓄財に励んでるのは事実なのだろう。メディアの集中バッシングを、レベルが低すぎるからといって頭から否定しようとは思わない。オレはもはや都民でもないし。

しかしだね、こういう大衆の加虐趣味を煽り立てるようなセンセーショナリズムが燃え上がってる時って、かならず裏で何かヘンなことが起きてるんだよね。

本丸はパナマ文書関係かなと思っていたら、五輪招致委員会の贈賄疑惑だった。英紙ガーディアンが報じ、フランス検察が捜査に着手した。ただし、日本の大手メディアはお義理程度に報じただけ。

なんでもリテラによれば、贈賄の仲介に電通が絡み、日本のメディアは電通に牛耳られてるから報道できないんだと。ま、このサイトのスタンスはかなり一方的だから鵜呑みにするのも問題だが。

しかし、競技場の設計案変更からロゴ・デザインの盗作騒ぎまで、ゴタゴタ続きの東京五輪にこれ以上ケチがついたら大変だと、なんらかの力が働いてるのは間違いないんじゃないかね。

要するに、舛添は目くらましのred herring。

この人、自公の支持で都知事にはなったが、自民の中枢に嫌われてるもんね。新国立競技場の建設費用を分担しろと言われて突っぱねたし。

なので、オレはメディアのバッシングを素直に受け取れない。舛添の財テクや無駄遣いより、裏金の方がはるかに大きな問題ではないか。都民じゃなくても、五輪にはオレの納めた税金が遣われるんだからね。裏金にも遣われてるかも知れない。総額の何億分の一とはいえ。

大体、国家的事業だから、ってニシキの御旗で無理をごり押しする国家に対してノーと言えるほど腹の据わった人間て、そうはいないでしょ。小田嶋隆もブログに書いているとおり。

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