きみどりの窓

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ThinkPad X40 のハードディスクを交換しました

2011-02-09 | 工作室
このブログを始めた一昨年の10月頃、パソコンを新しくしました。
同時にWindowsも「XP」から「7」にしました。
2009-11-03:Windows7がやってきた

Windowsのバージョンが変わったので、万一のことを考え、先代のパソコンもそのまま予備機として余生を過ごしていました。
思い出したように電源を入れたりしていましたが、最近ついにハードディスクが死んでしまいました。
このまま廃棄しても実用上は何も困らないのですが、廃棄するにもお金がかかります。
ならば、ということでちょっと遊んでみることにしました。

先代のパソコンは「IBM」のThinkPad x40。
2004年7月に購入しました。IBMはその後パソコン事業をLenovoに譲渡してしまいました。そして先日、LenovoとNECの提携が発表されました。
貴重な「IBM」ブランドのパソコンです(笑)

それはさておき、そのx40のハードディスクをSSDに交換してしまおう、と思ったわけです。
もっともSSDは高価なので、今さら古いマシンにそんなにお金をかける意味もないので、CFカードを使った代用策でいくことにしました。

使用したのは、Transcend 400倍速CFカード(容量 16GB)と、CFカードをハードディスクとして接続するアダプタ(玄人志向 CF→2.5型IDE-HDD互換コネクタ変換ボード)の2点。

交換作業は極めて簡単。

写真1. 内蔵のハードディスクを取り外す

写真2. 取り外したHDDと新たに取り付けるCFカード類


写真3. アダプタを介してCFカードを取り付け


以上でおしまいです。

次いでOSのインストールです。
手持ちのWindowsXPをインストールしてみました。
最初のディスク(ディスクじゃないけど)のフォーマットはあっという間に終了。
「は、は、早い!」これは期待できます。
ところが、XPのインストールが一通り済んでみると、時々パソコンが固まるという現象が起きました。
ネットで調べると「プチ・フリ(プチ・フリーズ)」と呼ばれているようで、回避策は判りませんでした。
これでは使い物になりません。

次にWindows7をインストールすることにしました。
Windows7はSSDにも対応しているというので、SSDでは無いけれどダメモトで。
ディスク(ディスクじゃないけど[再])をフォーマットしてWindows7をクリーンインストール。
今度はうまく行きました。
非力なパソコン(Pentium-M/1GHz)が想像以上にサクサクと動いています。

ただOSをインストールしただけで16GBのCFカードでは残り容量は4GBほどしかありません。
ただCFカードを使用しているメリットとして簡単にカードを差し替えることができますので、しばらく様子をみてから32GBのカードにしてみる、という手も有りですね。

震動に弱いHDDからCFカードに変わりましたので、震動には強くなったはずです。
また機械的な動作部分がなくなりましたので、バッテリーの持ちも良くなるんじゃないかな、と期待しています。
もっともバッテリーは2004年の購入時のものそのままなので寿命を過ぎてますね。