秋晴れの中で

水曜日は有給休暇をとり午前中に胃ガン検診を受け、その後、天気が良かった事もあり正午からフィールドへと向かった。
到着すると驚くほど数多くのアキアカネが水辺や草地とあちこちに賑わう姿をみせていた。

アキアカネ 雄

D80+Sigma 15mm F2.8 EX DG Diagonal Fisheye+SB-600

アキアカネ（交尾）

D300s+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
今年は例年を上回るほどもの凄い数。この記事を書いている頃は何処かへと飛び去り、数が減っていると思われるがこの場所に飛来するアキアカネたちはいったい何処で羽化し、行く先は何処なのだろうか？毎年、秋になれば必ず姿を見せてくれるアキアカネだが小さな体で彼方から飛来してくるという優れた飛翔能力を持つ素晴らしいトンボである。
この池にて産卵する個体はいるものの撮影できるほどに落ち着いている個体はなかった。

ノシメトンボ（連結産卵）

D300s+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
こちらもアキアカネと同時期に飛来してくる大型のアカネ属の一種。突然、目の前に連結で飛来し産卵を始めたのでここぞとばかりに狙ったものの卵が落下するその瞬間は残念ながら写し込む事はできなかった。

ノシメトンボ 雌（単独産卵）

D300s+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
連結を解き一時静止した後、単独で産卵し始めた。

毎年、ここではアキアカネの飛来に混じってナツアカネやコノシメトンボも確認できるのだが今年は何故か見られない。

アキアカネ（右♂で左♀）

D700+Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D
このアカネ達はもうしばらくはこの場所で楽しめそうだ。

撮影日：９月２８日

撮影地：東京都