東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

憧れのテントウムシ

2022年05月09日 | 甲虫
この日は冴えない天気により昆虫の活動が少ない中、草はらにナナホシテントウの姿が目立っていたのでカメラを向けてみた。

ナナホシテントウ

緑の草はらでは、この赤に黒の水玉模様はよく目立つので見つけやすく、幼い子供達にはカブトムシと並び絶大な人気を誇る。撮影の為、近づくと意外に敏感で逃げられる事が多いので、また今度にしようと後回しにしていたけれど、今回はおとなしかった。ただ、被写体が小さい事もあり、流石にフルサイズ機だと寄れば寄るほど部分的にしかピントが合わない。

ナナホシテントウ

アブラムシを退治している場面を見つけたので、頑張ってピントを追い詰めて撮影。ナナホシテントウの姿を探していると、以前から見たいと思っていた最大級のテントウムシを発見。

カメノコテントウ

通い慣れた区部のフィールドで見たのは今回が初めて。憧れのテントウムシだったので撮影できて嬉しい。第一印象はやっぱりその大きさ。ナナホシテントウの2倍はありそうだ。

カメノコテントウ

正面から見た感じ。白い部分は目ではなく模様。その内側にある黒く小さい部分が複眼。(画像をクリックすると拡大するので分かりやすい。)何を食べるのか検索したところ、クルミハムシやヤナギハムシの幼虫を食べるとの事。次回はヤナギやクルミの木を注意深くチェックしたい。

全てNikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

撮影日:4月29日


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