5月も終わり頃のこと、お泊りに来ていたhimeちゃんたちと、久しぶりに神社まで散歩に。
家を出てから神社まで、ず~~っと登坂が続く。慣れた道とは言え途中休み休みの私。
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最後の石段を先に登り切って、まだ余裕のhimeちゃん2人が迎えに降りて来てくれた~。
「ばあちゃん、私の手を持ってもエエよ~」って!まさか手を繋いで貰う日が来ようとは・・・
いつの間に。。。。この間まで私がアンタ達の手を引いたり、
妹ちゃんなんて、帰り道には、いつもおんぶして上げてたのに~。
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道すがら2か所、アセビのような鈴蘭のような可愛い白い花が咲いている。
子供の頃から見慣れている木だけど・・・こんな花が咲いていたっけ?
花については殆ど記憶が無かったんだけど、この木は一年目の若い枝は赤くて、子供の頃に、
ままごと遊びで”カマボコ”だ~とか言って使っていた。
家に帰って調べてみたら「ネジキ」の花だと分かった。
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ネジキの名前の由来は、幹が捻じれているからだって!何と~まんまの命名。
昔のことに、薪にしようとすると割れにくくて扱いずらい木だったとか。
ツツジ科の仲間なので、花は下向きに咲いて、実は上向きに付くものが多いそうな。
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散歩途中の他所のお宅の石垣でクロヒカゲ見っけ!。(翅の色が薄めなので♀)
そっくりなヒカゲチョウかと思ったけど、ピンクの線で書いた所が急なのでクロヒカゲ。
表翅は凄く地味なこげ茶色なんだけど、裏翅の複雑な模様が好きなんだな~。
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カラタチの木の周りを行ったり来たり、クロアゲハがせわしなく飛び交っていた。
辛うじてクロアゲハと分かって頂けるかな?
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近頃は昔ほど居なくなったとは言え、散歩中や家の周りでは、まだまだトンボの姿を見ることが出来る。
これは夏真っ盛りの頃に居るシオカラトンボではないはず。シオカラより小さいし色の具合が違うから。
田舎道、特別な物が見られるわけじゃないけれど、ブラブラ気任せに散歩するのは楽しい。
ましてや、himeちゃん達と一緒だと尚たのしい~!
この日も、神社でおみくじを引いたり、お守りを買ったりユズ煎餅を買ったりして、
変わり映えしないいつもの散歩、それでも時々は頑張って坂道を登って行く面白味がある。
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これは後日、妹と2人で足腰を鍛えねば・・と、いつもの神社コースへ散歩した時に、
「甘い物が食べたいね~」と、お土産に売られているあんころ餅を買っていたら、
丁度、神主さん(一年先輩)が居られて、「お茶でも飲んで行って」とご馳走して下さった。
よく冷えたお茶とあんころ餅、坂道を上って汗が出ていたのがスーと引いて、
優しく甘い漉し餡のお餅がとても美味しかった~。ご馳走様でした。
いつまで登って行けるか・・・なるべく長く歩いて行ける様に日頃から心掛けないとな。
ようですね。
子供の頃は石段を平気で何度も駆け上がったり
下りたりしていましたが、疲れたという記憶は
あまりありませんでした。
今から思えばよくあんなことが出来たなあと
感心するばかりです。
もし今石段を全力で上り下りなんかしたら・・・
途中で心臓発作を起こしてそのまま天国行きに
なってしまうかもです(・_・;)
ネジキの木は自宅向かいにある妻の実家にも
あるのでよく見かけます。
クロヒカゲはまだ見た事がなかったと思いますが、
よく見ると翅に8という数字が浮かんでいますね。
クロアゲハは墓地などで見かけることが多くので
死者の使いとされているようですね。
昔はたくさんいたトンボですが、今はあまり見かけ
なくなってしまいました。
いったい、あのトンボたちはどこへ行ってしまった
のでしょうか?
そうそう~!殆どの神社お寺さんて高い場所にあって、
結構な石段を登らないといけない所が多いですよね。
今も昔も子供達は、急な石段でもドンドコ平気で
登ったり下りたりしちゃいますよね。
Micchiiさんもそんな思い出がおありなんですね。
今や、そんなことをしたら冗談抜きにエライことになってしまうし・・・
そこまで無理して、登り続ける体力も気力ももう~無いですもん。
途中休み休みでも、上までやっと辿り着いたら酸素不足みたいになって、
ゼーハーゼーハーで、いつも子供に笑われてます。
ネジキは奥様のご実家にあるのですね。
白い花が可愛らしいですよね。
クロヒカゲの模様、そうおっしゃられてみれば、
確かに数字の8の字に見えるものがありますね。
ええ~そうなんですか!?
クロアゲハが死者の使いと言われているとは・・・
まぁ~見る人によっては、不吉な黒いい蝶ってことなのかもですね。
私にとっては、写真に中々撮れない憧れの蝶なんですけどね。
ですよね~、トンボって昔はそこら辺りに一杯飛んでて、
珍しくも無かったのに、段々数が少なくなって・・・
トンボも住めない環境に、いつ頃からなってしまったんでしょうね。
こちらでは、少ないながらも見られるのは、田んぼを作らなくなった事と関係があるのかな?と思ったり。