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尾身会長の発言:
「大都市の歓楽街で対策を行えば新型コロナウイルスのいわば『急所』を抑えられるが、今回の感染拡大では対応が少し遅れてしまった面がある。偏見や差別につながらないよう歓楽街の人たちと信頼関係を築きながら進める対策のあり方が望ましいと考えている」
(第2波での対応の遅れが率直に語られています。少し遅れという表現ですが、適切に対応できていれば初期に抑えられた可能性があります)
NHKオンラインより転載
歓楽街対策ワーキンググループ設置 政府の分科会
緊急事態宣言が解除された後、6月以降の新型コロナウイルスの感染拡大は接待を伴う飲食店が集まる大都市の歓楽街を起点に広がったとされていますが、今後の感染拡大を防ぐため、店の従業員や客が検査を受けられるようにするなどといった具体的な対策を専門家や関係者が検討するワーキンググループが政府の分科会のもとに設置されることになりました。
9月11日、開かれた政府の分科会では、歓楽街からの感染拡大を防ぐための具体的な対策を検討するワーキンググループを設置することを決めました。
ワーキンググループには医師や歓楽街の事業者の代表、そして保健所の関係者ら20人が参加し、通常時と、感染の拡大傾向が見られ早期に対応が必要な場合に分け具体的な対策を検討します。
分科会ではこれまでに、店の従業員や客などが検査を迅速に受けられる体制の整備や、感染者の調査や入院などに関わる保健所業務への支援を行う仕組みが必要だという意見が出されていて、ワーキンググループでは具体的な対策についてできるだけ早期にとりまとめるということです。
分科会の尾身茂会長は、「大都市の歓楽街で対策を行えば新型コロナウイルスのいわば『急所』を抑えられるが、今回の感染拡大では対応が少し遅れてしまった面がある。偏見や差別につながらないよう歓楽街の人たちと信頼関係を築きながら進める対策のあり方が望ましいと考えている」と話しています。
転載終わります。
本日の小池知事のぶら下がりでの発言で「全国で感染の拡がりが見られます」とありました。
これは違います。
首都圏、関東圏で収まらないのです。
関東圏は全国新規感染者数の57%を占めています。
残念なことですが、重症から死亡への流れも収まりません。
お読みいただき有難うございました。
冒頭画像は岡山県渋川海岸です。夏を名残惜しむ人々が多かったです。