岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

北朝鮮の状況をどう考えたらいいのだろう。

2013-12-14 07:07:41 | 世界のなかま
北朝鮮で事実上のナンバー2の地位にいた張成沢(チャンソンテク)氏が、特別軍事裁判で死刑の判決を受け、即日処刑された。
いまの最高指導者、金正恩(キムジョンウン)氏の義理の叔父であり、祖父の金日成(キムイルソン)主席以来、3代にわたり重用された中枢の人物だった。

朝日新聞デジタルより

親子孫の3代にわたる「絶対王朝的独裁国家」をどう考えたらいいのか。
人間の我欲の究極のカタチだろうか。
権力がむき出しになったときに起こる異常な事態であることは間違いない。
国が乱れて群雄が割拠する戦国時代などではこのような家族や親族の殺戮は当たり前だった。
信長、秀吉、家康と3人がかりでやっと国が治まったのだ。

また、第2次世界大戦前や大戦中の日本も徹底した監視社会だった。
世界から「絶対王朝的独裁国家」と思われてもしかたがない国のカタチがあった。

私は、どうしても朝鮮半島に「日本統治の負の遺産」も見てしまう。

朝鮮半島の出来事を見るにつけ、わが身、わが国を振り返ってしまうのです。


※写真は兵庫県竹田城跡です。


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