岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

報告書の書き方

2007-05-06 20:42:24 | 社会福祉士
報告書の書き方を学ぼうと大きな書店に行き探してみた。
これがない。
私は報告書を書くことで自動的に振り返りと評価を導きだせるようなチェックリストの
ような報告書を求めていたのだ。
この考えが甘いことは書籍の隅から隅まで探してみてわかった。

そうか、これも自作しなくてはならないのか。
これも今年の課題にあがることになった。
そこで手元の数少ない書籍からヒントを探した。
「チームマネジメント古川久敬著 日経文庫の中にある文章が気になった。
○意識化習慣
●結果の振り返り
(既有経験との共通性と差異性の認識)=コンピテンシーラーニングの要諦=日常の職務において、共通性と差異性を認識する程度の高いリーダーほど自分の経験から学ぶもと多いとより強く感じている。
(成功原理の抽出と一般化)=成功にいたる方程式=自分のどのような準備や判断がよかったのかを振り返る。

●プロセスの振り返り(経験の言語化)
(成功や失敗要件の明確化)=失敗してときになぜそうなったかをスタート時点まで戻って振り返る。
(準拠他者の設定と交流)=他者の仕事ぶりのよい点を吸収し自分の行動に生かす。
 (準拠他者の行動の言語化)=例:よくできる人に共通するポイントは何かを日頃から意識して考える。
(フィードバックの受容)=例:他者からのフィードバックやアドバイスは可能な限り取り入れ自分に行かす

このような振り返りが意識的に実行できることがコンピテンシーラーニングの要諦。
チームによるコンピテンシーラーニング。メンバー全員のチームとしての振り返り。特に失敗して場合の振り返り。
看護チーム:チーム内で成功体験を共有することの多さは、平常時コンピテンシー(看護の確実な実行、現状の改善と提案、最良の看護の提供)のうち最良の看護を提供するコンピテンシー学習と強く関係していた。

つまずき体験を共有することは、非常時コンピテンシーのうちの”ミスへの的確な対応”と”トラブルへの的確な対応”と強く関係していた。


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