ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

恋といふ色

2018-08-08 03:24:58 | 資料

世の中に恋といふ色はなけれどもふかく身にしむものにぞありける    和泉式部



後拾遺集からなので資料に入れた。

和泉にとっては恋は深く身に染みて苦しきものだったのだろう。

あついほどに男を思うことができる。

それをかなりの歌にして表現できる才能は見るべきものがある。

男としては怖い気がするが、無謀な挑戦をしてみたい気もする。



恋の色べにかあをかととふきみのあはきゑまひにしばしこたへず



うかつだった。





コメント (6)
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